【写真：Getty Images】

　ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』は、来季のバイエルン・ミュンヘンの予想スタメンを公開した。その中には、日本代表DF伊藤洋輝の名前が並んでおり、韓国代表DFキム・ミンジェの名前は入っていなかった。韓国メディア『Xpors News』が、現地時間6日に報じている。 　「Transfermarkt」による予想スタメンには、エースストライカーのハリー・ケイン、ドイツ代表のヨシュア・キミッヒ、ジャマル・ムシアラ、アルフォンソ・デイビスなどワールドクラスの選手たちの名前が並んでいた。そしてCBには獲得が噂されているレバークーゼンのDFヨナタン・ターと今夏加入が決定した伊藤が名を連ねている。 　大手メディアの報道を受けて、韓国メディア『Xpors News』は、「衝撃だ。キム・ミンジェが日本人DFに追いやられる。バイエルンの予想スタメンでベンチ入り」と題して、次のように報じていた。 「バイエルンの来季シーズン予想メンバーからキム・ミンジェは排除された。新しく迎え入れられた日本のDF伊藤と、獲得の可能性が高いドイツ代表ターがスタメンCBに位置している」 　また、「どちらの選手も主力DFになる理由は十分である」と述べた上で、「伊藤はバイエルンが保有するCBの中で唯一の左利きだ。彼が左CBとして出場すれば、ビルドアップにおいて大きなメリットがある。ブンデスリーガでも3シーズンにわたってプレーしており、適応面でも問題がない」と、日本人CBが先発に値する理由について分析していた。 　そしてキム・ミンジェについては、「（伊藤・ターの加入は）ネガティブな材料だ」と前置きした上で、「キム・ミンジェと似たタイプであり、デュエルに強くスピードも速い。ヴァンサン・コンパニ監督とバイエルンの首脳陣はミンジェが必要だと明らかにしたのでチームを離れる可能性は低いだろう。しかし、レギュラー争いは激しいものになる。プレシーズン中に自分の真価を見せなければならない」と、伊藤の加入で序列が下がる可能性があることを認めていた。