千原せいじ カード詐欺被害に怒り 1年間ゲーム課金され続け被害額不明「計算したら涙出てくる」
お笑い芸人の千原せいじが5日、アーティスト・玄氏の個展「GENTEN~げんとアートと時々せいじ」(15日まで、大阪・LAUGH&PEACE ART GALLERY OSAKA)に来場。自身のYouTubeチャンネル「せいじんトコ」とのコラボ動画の撮影を行った。 玄氏は世界各国の貧しい地域の家や壁などに絵を描き「アート街」として観光地化するプロジェクトを主導する。国際協力の支援を続けるせいじに共感し、コラボが実現。今回の個展ではせいじをモチーフにした作品なども展示している。作品を目の当たりにしたせいじは「オレ、こんなふうに見えてるん?」と首をかしげつつ、玄氏の「少しでも新しい感覚を持ち帰ってもらえたら光栄です」という言葉にうなづいた。 収録後に取材に応じたせいじは、2024年を振り返り「最悪やった、年末」と、ぶちまけた。 4日には自身のSNSで「アカウントを乗っ取られて200万円以上不正利用された」と、明かしていたせいじ。この日、その詳細を明かし、米国・ネバダ州から1年間にわたって、クレジットカードの不正利用にあい続けていたという。せいじによると、利用は昨年の10月頃から始まり、毎日のようにゲームへの課金が行われていたという。1度の利用額が3000円と小額で定期的に利用されたため、セキュリティにひっかからず。4日にカードが使えなくなり、不審に思い調べたところ被害が発覚したという。 被害額は「全部計算したら涙出てくるからやめとこって」と不明なままで、「調べてもらったら『ゲーム好きですね』って言われて、アホか」と吐き捨てた。被害額は徐々に増えていき「毎日3000円!2、3カ月たったら5000円になっとんねん。今年の10月からは毎日1万円!」と、巧妙な手口に怒りをあらわにした。補償に関しては被害発覚から60日分だけだという。 さらに、先月新車を購入したところ「5週間で2回おかまほられた」と、別の被害を告白。空港の駐車場などでぶつけられたといい「そんな車間距離詰めて駐車場入る?下りちゃうで、昇りやで?そんなギッチギチでくる?不思議な体験したわ」と、呆れた表情を見せていた。