大阪府は4日夜、新たに9人が新型コロナウイルスに感染していると発表した。うち3人は大阪市都島区のライブハウスのイベントに参加。うち2人は大阪市北区の別のライブハウスイベントへの参加が判明。府はこれらのライブの参加者に対し、新型コロナ受診相談センターへ連絡するよう呼びかけるとともに、クラスター対策班と連携して対応していくとしている。

9人のうち3人が大阪京橋ライブハウスArcのイベントに参加

　発表によると、9人のうち3人は、2月15、16両日に複数の感染が確認されている大阪市都島区のライブハウスで開かれたイベントに参加していた。

今回確認された2人と、すでに確認された1人が大阪北区のライブハウスに

　また、今回発表された感染者のうち2人が、2月19日、同23日に大阪市北区にあるライブハウスでの公演に関係者や客として参加していたことも発表した。2日に感染が発表された男性も関係者として参加していたという。

2月19日は夜、2月23日は昼・夜にイベント実施

　2月19日のイベントは午後6時開演、同9時終了で参加者は100人で、感染者2人が関係者として参加。2月23日は昼の部が午後1時開演で同3時に終了で参加人数は40人。夜の部が午後7時開演、同9時終了で参加人数は30人から40人で、昼の部と同じく感染者2人が関係者として参加したほか、1人は客として参加した。

ライブ参加者は新型コロナ受診相談センターへ相談を

　大阪府は、これらのライブ参加者は新型コロナ受診相談センター（帰国者・接触者相談センター）へ相談するよう呼びかけ、クラスター対策班と連携して対応していくとしている。