「だれかtoなかい」新MCのムロツヨシ、中居正広との初タッグに気合「“正広”って呼び捨てでいきます!」
フジテレビ系「だれかtoなかい」(日曜・後9時)の新MCに就任した俳優・ムロツヨシが14日の放送回から登場することが7日、発表された。 【写真】二宮和也とのMC2ショット 同番組は、ダウンタウン・松本人志の活動休止に伴い、「まつもtoなかい」から番組名を変更。中居正広の相方として、2月4日から「嵐」二宮和也が就任。計7回出演して大きな反響を呼んだが、二宮は同時間帯に放送する7月期のTBS系日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」の主演を務めることもあり、3月31日の放送でMCから卒業した。 ムロの“デビュー回”となる14日の放送のオープニングでは、ムロが1人、緊張の面持ちでスタジオに登場。深々とおじぎをした後、「しびれます…」と神妙に話し始めるのだが…。思い描いていたのとはまったく違う展開に戸惑うムロと予想のつかない展開が楽しくて仕方ない中居。2人の距離が近づいたり遠のいたり、楽しさ満点のトークが展開。さらにムロがMCに就任するまでの経緯を明かす他、中居は新MCのムロに期待していることを明かす。 MC・ムロ初回のゲストは、ともに舞台、映像の両ジャンルで実力派俳優として活躍し続ける吉田鋼太郎と高畑充希。中居いわく「“ザ・俳優”なお2人」のマッチングトークが実現する。 スタジオには、まずムロとは長年の付き合いで、中居に対しても好感を持っているという吉田が登場し、3ショット・トーク。吉田の俳優としての魅力を探る他、プライベートでは3歳の娘の父親である吉田と現在、独身の中居とムロの3人が、それぞれの結婚観を語る一幕も。さらに、中居の好きな女性のタイプも明らかになる。 その後、吉田から「なんでも話せる友だちの1人です」との紹介を受け、高畑が登場。10年ほど前にドラマで共演して以来、たちまち意気投合したという吉田と高畑は、お互いに「こうたろう」「みつき」と呼び合う仲であることを明かす。そんな2人に中居が羨望(せんぼう)のまなざしを向けていると、ムロと高畑も親友同士であることが発覚。意外なエピソードの数々と、それに対する中居と吉田のリアクションは必見だ。 さらに話は盛り上がり、俳優にとっての「舞台」と「映像」の違い、吉田も高畑も関わりの深い演出家・蜷川幸雄との思い出など、まさしく“ザ・俳優”ならではのクロストークが展開。中居とムロも、自身のエピソードも披露しながら、興味津々でゲストの話に聞き入る。また、吉田と高畑それぞれが「今一番憧れる、気になる俳優」を発表。意外な名前も飛び出し、中居&ムロは、驚きつつも大いに納得してしまう。また、そこから話は発展。高畑が「今日お話ししていて、中居さんってすごいなと思いました」と言い出し…。高畑の衝撃の発言にスタジオは騒然となる一幕もある。 ◆ムロツヨシに聞く ▽初収録はどうだったか? 率直な感想を― 「もう何が何だかわからないですけど、とにかく楽しい時間でした。あと、オープニングで1人で出ていくときのあの緊張は、自分の人生のランキングでも、かなり上位に入ると思います(笑)」 ―MCのオファーを受けた理由は? 「声をかけていただいた以上、“これは逃げるわけにはいかないぞ”と。それしかなかったですね。迷ってる余裕もなかったです。もうやるしかない、という思いで、今日この場に立たせていただいております」 ―今後、MCとして、どのように自分らしさを出そうと考えている? 「う~ん、自分らしさは、まだ出せていないかもしれませんね。僕は、ニノ(二宮和也)ほどの落ち着きもありませんし(笑)、ただがむしゃらに、必死こいて、空回りも含めて(笑)やっていくしかないのかなと。で、その姿をみなさんが見たときに、どこかに僕らしさが出ていればいいなと思います」 ―中居正広の印象は? 「本当に優しい方だなと思います。僕が仕切らなきゃいけないときも、さりげなくフォローしてくれたり、僕がやるまでしっかり待ってくれたりして、とてもありがたいなと…。いや、こんなこと言ってたらダメですね。僕はかつて、SMAPさんのコンサート会場を設営していた男ですから(笑)。あのヘルメットをかぶったバイトくんが、ここまで這(は)い上がってきたわけですから、やるからには、しっかり中居さんとケンカして、そして仲直りをして、というのを繰り返しながら、番組を作れたらなと思っております!これからは、“正広”って呼び捨てでいきますよ!(笑)」
報知新聞社