Moto3ドイツ予選|コリン・ベイアーがレコードタイムでポールポジション獲得。日本人ライダーは古里が8番手で最上位
ザクセンリンクでMotoGP第9戦ドイツGPのMoto3クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはコリン・ベイアー(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)だった。 【リザルト】Moto3ドイツGP 予選結果 Moto3クラスには古里太陽(Honda Team Asia)、鈴木竜生(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)、山中琉聖(MT Helmets - MSI)の3人が参戦しているが、ドイツGPでは順調な走りを見せ、この3人全員が予選Q2への直接進出を決めた。 なお今シーズンのタイトルコンテンダーのひとり、ダニエル・オルガド(Red Bull GASGAS Tech3)はQ1スタートとなってしまった。 とはいえ、オルガドはしっかりとQ1で2番手タイムをマーク。Q2へと駒を進めた。 予選Q2の序盤のアタックが行なわれると、ダビド・アロンソ(CFMOTO Gaviota Aspar Team)が暫定トップとなる1分25秒456をマーク。日本勢は山中が1分25秒820で6番手、鈴木が1分25秒904の7番手、古里も9番手とトップ10以内に続いた。 Q2残り3分というところで、古里が1分25秒488まで自己ベストを更新。これは暫定ながら4番手と上位に食い込むタイムだった。 ただ終盤にはライバル達も次々とアタックでタイムを縮めたため、古里、そして残る2人の日本人ライダーのポジションも下がっていった。 ラストのアタックでは、ベイアーが予選で唯一となる1分24秒台(24秒885)を記録。この新レコードタイムが決め手となり、ベイアーがポールポジションを獲得した。2番手はアロンソ、3番手はルカ・ルネッタ(SIC58 Squadra Corse)だ。 日本人ライダーは古里が最上位の8番手、鈴木が9番手、そして山中が11番手という結果となった。