【山口県】全国の鍋野菜選手権で入賞! 日本きくらげ山陽ファームの生きくらげ
山口県周南市小松原の山陽観光㈱(藤井亜希子代表)日本きくらげ山陽ファームの生きくらげが、日本野菜ソムリエ協会主催(福井栄治理事長)の鍋野菜選手権のおすすめ野菜部門で入賞した。 価格だけで選ばれがちな野菜にスポットを当て、新しい価値を生み出そうと初めて開催された。 選考方法は全国から応募のあった野菜の産地や生産者、商品名を伏せて野菜ソムリエが点数を付けて評価。日本きくらげ山陽ファームの生きくらげが見事入賞した。 同市の野菜ソムリエ上級プロの西川満希子さんからの紹介がきっかけで応募を決めたと話す藤井代表。 ㈱山陽観光が事業再構築補助金を活用してきくらげの栽培を始めたのは2年前。就労継続支援B型施設、㈱山陽グローバルパートナーズが水やりなどを担当し、障害者の社会支援にも貢献している。 藤井代表(46)は「障害者も含めスタッフ全員で栽培したきくらげを評価してもらえてうれしい。きくらげに馴染みがない人にも栄養価や美味しさを知っていただくきっかけになれば」と笑顔で受賞の喜びを話す。 野菜ソムリエ協会広報部の佐藤泰之さん(43)は「全国の青果物の価値を上げるための企画。店頭でのPRで認知度を上げ、農家の販路拡大に繋がれば」と話す。 鍋に入れる時は生きくらげを一口大にざく切りして30秒から1分ボイルしてポン酢で食べるのがおすすめ。 同市の道の駅ソレーネ周南や、光市の里の厨(くりや)、菜さい来んさい!三田川店、下松店などで1パック390円(100グラム)で販売している。