空港から先はヘリ移動で 富裕層向け実証運航始まる
空港から目的地まではヘリコプターで移動。道内を訪れる富裕層向けに活用しようと実証運航が26日始まりました。 ヘリコプターが着陸したのは弟子屈町にある観光牧場です。釧路空港から60キロほどの距離を片道30分かけて飛行しました。空港から目的地までのヘリコプターでの移動をビジネスや観光につなげようと、空港を抱える自治体などが実施した実証運航です。参加者は「きょうは天気も良くて揺れなかったですし、飛行機よりも窓が広くて、景色もよくて、風もちょっと入ってきたり五感で自然を感じられる素晴らしい体験でした」と話していました。 この後、参加者は上空から屈斜路や釧路湿原を楽しみながら空港と目的地を往復しました。北海道エアポート企画部の谷口直弘部長は「広大な北海道ですので移動距離も相当長い。ヘリコプターによる高速移動を実証実験としてやってみようと思っています。ヘリコプターを利用するということで一定の富裕層になると思います」と話していました。 あすは帯広空港とトマムや富良野を結ぶルート、あさっては新千歳空港とニセコや丘珠空港を結ぶルートで実証運航します。