【長崎】1990年以降「最高」の賃上げ額1万4312円 連合長崎が春闘第2回賃上げ集計結果発表
NCC長崎文化放送
連合長崎が春闘の賃上げに関する2回目の集計結果を公表しました。 【写真】1990年以降「最高」の賃上げ額1万4312円 連合長崎が春闘第2回賃上げ集計結果発表
バブル期以降、最高の賃上げ額です。 現在、140の組合のうち72%に当たる101の組合が妥結しています。平均賃上げ額は、去年の同じ時期を4546円上回る1万4312円。1990年に連合長崎が結成して以来、最高となり、大手の賃上げの流れが続いています。平均賃上げ率(定期昇給込み)は、去年の同じ時期を1.58ポイント上回る4.9%となっています。 連合長崎は、「県内でも賃上げの気運や必要性は高まっているものの、地場の中小企業では、賃上げの原資に乏しい企業も少なくなく、格差が生まれつつある」としています。 また、パートタイムの労働者は、去年を28円上回る70円の賃上げとなっています。 連合長崎は、「人材確保の観点から賃上げの必要性が高まっているが、厳しい交渉を余儀なくされている」としています。最終結果は6月7日(金)に公表します。
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