公明新代表に斉藤国交相を起用へ 経験を重視、党再建託す
公明党は、衆院選での議席減や自身が落選した責任を取り辞任表明した石井啓一代表(66)の後任に、斉藤鉄夫国土交通相(72)を起用する方針を固めた。党の要職や閣僚を歴任した経験から、党再建に適任だと判断した。9日の臨時党大会で選出される。複数の党関係者が明らかにした。 斉藤氏は衆院広島3区選出で当選11回。2008年の福田改造内閣で環境相として初入閣。18年からの約2年間は、幹事長として党務を仕切った。21年の岸田内閣発足から、国交相を務めている。21年までは比例中国ブロックで当選を重ね、鳥取1区選出の石破茂首相とも良好な関係だ。
朝日新聞社