車もいよいよMade In China?世界で売れ始めている「中国の車」はいくらで買える?
私たちの世界には「Made in China」がたくさんありますが、実は電気自動車の販売台数世界No.1も、あの有名な「テスラ」ではなく、中国の車だそうです。 日本ではテスラや国産の電気自動車に乗る方が多いため、「中国産の車ってどうなの?」と考えている方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、世界でも売れ始めている中国産の車について、その気になる値段や購入サポートについて調べてみました。
電気自動車販売台数世界No.1!BYDとは
世界で人気の電気自動車といえば「テスラ」が有名ですが、実は中国の比亜迪股份有限公司(BYD)が2022年の電気自動車販売台数世界No.1になりました。日本では聞きなれないメーカーかもしれませんが、実は日本でも市場を拡大していて、私たちの身の回りでも見られるようになってきています。 例えば、BYDのEVバスは日本国内シェア7割を超えていて、西東京バス・奈良交通・神奈川中央交通・九州旅客鉄道などさまざまな事業への導入事例があります。
日本で買ったらいくら?BYDのラインアップと車両価格
日本で手に入るBYD車両のラインアップは以下の通りです。 ●BYD ATTO 3(e-SUV) 車両価格:440万円~(税込み、以下同様) 一充電走行距離:470キロメートル ●BYD DOLPHIN(e-Compact) 車両価格:363万円~ 一充電走行距離:400キロメートル ●BYD DOLPHIN Long Range(e-Compact) 車両価格:407万円~ 一充電走行距離:476キロメートル ●BYD SEAL(e-Sedan) ※2024年春ごろ販売予定 一充電走行距離:555キロメートル ■BYDは補助金や税制優遇など購入サポートも充実! BYDを購入する場合、国や地方自治体の補助金やエコカー減税などの優遇が受けられます。BYD ATTO 3はCEV補助金85万円の対象であり、BYD DOLPHINはCEV補助金65万円の対象です。 さらに、どちらもエコカー減税で自動車重量税約3万円、グリーン化特例で翌年度の自動車税が75%減税(約1万8750円)、環境性能割は非課税で0円となる優遇が受けられるほか、自治体によって補助金や税制優遇が適用される場合があります。 以上から、BYD ATTO 3を購入する場合、補助金や減税措置などで約90万円の優遇が受けられて、約350万円で新車を購入できる可能性があります。 BYD DOLPHINは、約70万円の優遇を受けると約293万円で、300万円以下で電気自動車に乗れます。BYD DOLPHIN Long Rangeは、約70万円の優遇を受けると約337万円で購入可能です。 ■BYDのうれしいアフターフォローサービス BYDは、新車購入時の手厚い保証も用意しています。無償の新車保証の内容は以下の通りです。 ●一般保証(4年間/10万キロメートル) ●ボディ塗装・さび(4年間/10万キロメートル) ●高電圧部品の保証(8年間/15万キロメートル) ●ロードサイドアシスタンス(4年間) 有償で部品交換などのメンテナンスをサポートする「BYDメンテナンスパッケージ(BYD eパスポート)」も用意されていて、初めて電気自動車を購入する方も安心できるでしょう。