40年後に愛媛の人口が4割減!?未来に向け変わる街…今年大きな節目を迎えた「まちづくり」事業
世界の持続可能な観光地 ナンバーワン!伊予の小京都・大洲では
一方で、「いまあるもの」を活用して、世界から注目を集めたのが… 地元の女性: 「今はけっこうヨーロッパ系の人も多いし、家族連れはアジアの人が多くて、 お遍路さんはヨーロッパ系の人が多いかなと」
3月に世界の持続可能な観光地の「文化・伝統保全」部門で、世界1位に選ばれた大洲市です。改装した古民家をホテルとして活用するなど、歴史的な資源を活用したまちづくりを進めている、「伊予の小京都」。 南予観光の拠点として、来年も注目です!
県内の高齢化率33.45%を記録 各地で高齢者が快適に暮らせるサービス開始
2023年は、ソフト面でも街づくりが進化した1年でもありました。 3月、「高齢者に優しいまち」を目指す松山市は、これまで9地区限定で行っていた、戸別訪問した職員がゴミ出しを行う「ふれあい収集」を市内全域へと拡大しました。 利用者の女性: 「ありがたいです。ひとりでさみしいからね声をかけてもらってありがたいよ」 利用者の娘: 「困りごとがひとつ解決するだけで、こんなに楽になるのかなと思って、母にやさしく接することができるようになったかなって思います」
10月には、市内で3例目となる定額制の乗り合い送迎サービス、「チョイソコ」が石井地区でもスタート。 今年、記録が残る昭和53年以降で最高となる、高齢化率33.45%を記録した県内。引き続き、高齢者が快適に暮らせるための街づくりが求められます。
道後温泉のシンボルが復活!一方で坊っちゃん列車が運休に…
11月末。保存改修工事のテント膜と足場の鉄骨が外され姿を現した、道後温泉本館。街のシンボルが2年ぶりに復活したことで、来年は「愛媛の観光復活」に向けての期待が、ますます高まります。
しかし、2001年以降、愛媛観光の目玉のひとつとして活躍してきた「坊っちゃん列車」が今年11月から全面運休に。理由は「運転手不足」です。 道後人力車 元祖くるまやさん 車夫 高橋孝伯さん: 「びっくりしました。残念ですよね。坊っちゃん列車とタイミングを合わせて一緒に走ったりとか子どもが喜ぶので」 白鷺堂 小池愛子さん: 「ぜひ運転士を確保して走ってほしいです。1日でも早く」