トークで盛り上げるブラザー・コーン（撮影・開出牧）

　バブルガム・ブラザーズのブラザー・コーンが１日、東京・玉川高島Ｓ・Ｃのアレーナホール・サロンで開催されたイベント「ｂｊｂＣＯＬＬＥＣＴＩＯＮ２０２４　Ｊｕｎ．～大人の文化祭～」に出演。トークショーを行った。 【写真】初披露した大きな手術痕　早期発見の啓蒙の意味も込め、服をたくし上げる 　コーンは昨年８月にステージ２の乳がんであることを公表し、同時に当面の活動休止を発表。その際に「来年は元気になり、リベンジライヴを必ずやります」と宣言していたが、今年３月に有言実行の復帰ライブを飾ってファンを喜ばせた。 　コーンはステージに登壇するなり「皆さんイエーイ！！」と歓声を煽り、会場を盛り上げた。闘病生活を振り返りながら「男の乳がんってことで珍しいんでバズってしまいましてね」と豪快に笑った。がんが見つかったときの状況を聞かれると「兆しは全くない。乳首の横がコリっとしたから脂肪の塊かと思ったんだけど。治療を開始するために、その日にスキンヘッドにしたら『失恋？』『出家？』とか聞かれて。失恋しねーだろ、今…」と笑わせた。 　コーンは「生かされたと思っているので。死に損ないとは言いたくない」と話し、来場者の歓声に応え、大ヒット曲「ＷＯＮ’Ｔ　ＢＥ　ＬＯＮＧ」を生歌で披露。歓喜のファンがステージに駆けのぼると、ともに熱唱しながら完全復活を見せつけた。