（写真：レスポンス）

スフィアライトからバルブタイプのHID置き換え型LEDヘッドライトバルブが販売開始された。D2SバルブとD4Sバルブがあり、税込価格はいずれも1万7600円（各2本入り）。 【画像全3枚】 今回発売されたLEDバルブは純正HIDの発光位置を再現し、正しい配光を実現した製品で、コントローラーを内蔵した完全一体型リプレイスタイプ。高性能冷却ファンとヒートシンクを搭載したダブル冷却構造により、高効率の放熱で安定した明るさを実現している。 光量は8600ルーメンあり、純正HIDとくらべてより白く、より明るく前方を照射できるので、障害物や路面の見やすさが向上し夜間の安全性を高めることができる。また、新車検基準のカットラインにも対応し、テスト車両の日産・デイズ（B21W）での計測ではルーメン比で6400から8600の134％アップ、カンデラ比では9500から1万4500の約150％超の大幅アップとなっている。 近年では純正HIDヘッドライト搭載車の車検落ち問題が増えつつある。バルブの経年劣化はもとより、HIDの長期使用によりリフレクターやレンズが焼け・劣化して光量低下や配光乱れを起こすことで、車検が通らないケースが少なくない。純正置き換えのバルブ交換のみの同製品なら作業時間が短縮見込めるだけでなく、明るさアップ・長寿命のLEDなので、車検対策にも有効な製品と言えるだろう。