【西武】武内夏暉が球団新人最速の5月度「大樹生命月間MVP賞」 快挙達成も「心配です」と打ち明けたのは
セ、パ両リーグは11日、5月度「大樹生命月間MVP賞」を発表し、パの投手で西武のドラフト1位・武内夏暉投手が選出された。パ・リーグ新人の月間MVP受賞は、2015年8月の西武・高橋光成投手以来9年ぶりで、5月度の受賞は球団史上最速となる。 5月は4試合に登板し3勝0敗、防御率0・63をマークした武内は、所沢市内の球団施設で会見。「まさかこの時期にとれると思っていなかったので、本当にびっくりしています。とてもうれしいです」と笑顔で語った。 NPB感染症特例により4日に出場選手登録を抹消されたが、9日に練習を再開。「ここから良い状態でマウンドに上がって、チームの勝利に貢献していけたら。できるだけ早く復帰したい思いはある。体の状態を見て、万全で戻ってきたい。すでに暑いのですが、ベルーナドームはさらに蒸し暑いと聞いている。楽しみな部分がありますが、心配です」と本拠の暑さ対策を課題の1つに挙げた。 ◆武内 夏暉(たけうち・なつき)2001年7月21日、福岡県生まれ。22歳。八幡南で2年春から投手。国学院大では2年秋にリーグ戦デビューし、通算36試合で14勝7敗。23年ドラフト1位で西武入団。1年目の今季は7試合で4勝0敗、防御率1・27。186センチ、90キロ。左投左打。年俸1600万円(推定)。
報知新聞社