「一方的な暴力で性交に及んだ悪質な犯行」と裁判長 強制性交等致傷の罪で男に懲役7年 那覇地裁
県内の自宅で妻=当時=に暴行して同意なく性交し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせたとして、傷害と強制性交等致傷の罪に問われた30代の男の裁判員裁判判決公判が7日、那覇地裁であった。佐藤哲郎裁判長は懲役7年(求刑懲役9年)を言い渡した。 【写真】被害女児の母親と共謀 わいせつ動画撮影 那覇地裁、男に有罪判決 佐藤裁判長は一方的な暴力で畏怖させ性交に及んだ悪質な犯行などとし「被害者は癒えることのない多大な苦痛を被っている」と批判した。弁護側が主張した自閉症スペクトラム(ASD)の特性による影響は否定できないとしつつ「強い非難が妥当する」と述べた。