<山下美月>乃木坂46を卒業し、ソロで活躍の1年「素を出せるようになった」 理想の恋愛は「なるべく波の立たない感じ」
まどかは、実家に仕送りするために自身は極力お金を使わないようにしている倹約家だが、自身も似ているという。「スーパーでは見切り品コーナーに行ってしまうし、もやしとかすぐ買っちゃう」と笑う。「これだけの金額でこれだけおいしい料理を作ることができた!みたいな達成感を得るためにも(笑)。料理は自分にとっての息抜きなので、(買い出しで)スーパーにはほぼ毎日行ってます」と明かした。
◇「卒業後はしばらくお休みしようと考えていましたが…」
昨年、乃木坂46を卒業し、約8年間のアイドル活動に幕を下ろした山下さん。「正直、乃木坂46を辞める前は、辞めた後に仕事があるかな?と不安でした。“乃木坂46の山下美月”だから仕事があるけど、一人になったら需要があるのだろうかみたいなマイナスな気持ちがすごく……」と、当時の心境を吐露する。
しかし、そんな不安もなんのその。卒業後もドラマと映画出演が続き、今年も今作のほか、3月にはダブル主演を務めた映画「山田くんとLv999の恋をする」の公開も控える。「卒業後はしばらくお休みしようと考えていましたが、いろんな方に『今が頑張り時だから』と言っていただいて。そう言っていただけることがすごくありがたいことだと感じて、頑張ろうと! 結局お休みの期間は2週間でした(笑)」。
「 本当に恵まれた環境に身を置かせていただいているな、と。日々感謝の気持ちでいっぱいです」と述べる。「アイドルになりたいと憧れ続けてその夢を叶(かな)えられて、 そうしたら、ドラマに出演する夢まで叶えることができました。それを今も続けられているというのは、たくさんの方の支えあってのことなので、周りの皆さんに恵まれて生きていると感じています」。
周囲への感謝を忘れずに、日々仕事に臨んでいる。気持ちものびのびとしている。「(昔は)“あざといキャラ”として取り上げていただくことも多くて、あのキャラが嘘とか頑張ってたわけでは全くないのですが、あえてそういう雰囲気を出していた部分もあって。自分を守るためにも“鎧”をかぶっていたんです。でも、素はさっぱりしているタイプ。最近は、仕事の中でもそういう素を出せるようになって、良い意味で肩の力を抜いて、お仕事ができています」。
最後に、「波乱万丈のロマンティックコメディー」と銘打つ今作にちなみ、アイドルを卒業したいま、理想の恋愛を尋ねると「(波乱万丈よりは)平和がいいな。(自分の恋愛は)ドラマチックなものではなくて、なるべく波の立たない感じが良いですね」とほほ笑んだ。