「グレート、ジャパン!」と叫んだ! バレー男子日本の活躍に地元ポーランドが“熱狂” キャプテン石川祐希「とても嬉しかった」
バレーボールのネーションズリーグ(VNL)の男子ファイナルラウンド決勝がポーランドのウッチで行われ、日本はフランスにセットカウント1-3(23-25、25-18、23-25、23-25)で敗れた。 【動画】バレー男子日本代表がフランスと激突!銀メダルを獲得 それでも、大会史上初となる銀メダルを獲得した日本は、海外メディアから健闘を称えられた。地元ポーランドのメディアである『Interia』のダミアン・ゴラブ記者は、「日本は決勝で敗れたが、ファンの心をつかんだ。ポーランドのファンはこのチームに『熱狂』した」と伝えている。 特にキャプテンの石川祐希については、「ポーランド国民の心をつかむことに成功した選手のひとりである」とし、石川自身も「ここでプレーできることにとても興奮していました。彼らは私たちを強力にサポートしてくれたので、とても嬉しかった」と、ポーランドのファンの熱い応援に感謝していたという。 また、「(会場の)アトラス・アリーナに集まったファンは、ライバルたちと比べると身長がそれほど高くない日本代表の力強い攻撃とダイナミックなプレーに感銘を受けた。ときには信じられないような状況でも、ディフェンスに介入する日本の選手に拍手が湧き起こった」と、攻守で輝きを放った日本のプレーが称賛されたとしている。 さらに、「準決勝のスロベニア戦では会場の大多数が日本を支持した。サーブの準備をしていたスロベニアの選手がファンからブーイングを浴びる事態になった」と、異例の事態が起きたことを伝え、「数十秒に及ぶ、信じられないような(日本の)守備にポーランドのファンはスタンディングオベーションを送り、実況は『グレート、ジャパン!』と叫んだ」と、日本の人気ぶりを紹介していた。 「フランスとの決勝でも同様に、日本はウッチのファンからより大きな声援を受けた」と、決勝戦でも日本への熱狂的な応援は止まず、地元ポーランドのファンを最後まで魅了し続けていた。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】
- 「敵対的な雰囲気」日本を後押し!? 会場で起きた異様なブーイングに“敵視された”仏メディアも驚く「複雑だった」【男子バレー】
- 立ちはだかった“青き壁” フランスの戴冠劇に地元メディアも激賞「日本はまだ死んでいないと示したが突き放す」【男子バレー】
- バレー男子日本、銀メダル 海外メディアも祝福! 石川祐希はベストアウトサイドヒッター、山本智大はベストリベロに選出【ネーションズリーグ決勝】
- 「サムライは強すぎた」土壇場で冴えた驚異の粘り 対戦国メディアが見た日本の“勝因”「目に見えて力を失っていた」【男子バレー】
- 52年ぶり快挙に「日本、再び歴史を作れ!」現地も賛辞! スロベニアに完勝した日本、フランスと頂上決戦へ【男子バレー】