『四月になれば彼女は』仲野太賀、中島歩、河合優実、ともさかりえ、竹野内豊の出演が決定
川村元気が執筆した35万部突破のベストセラー恋愛小説を映画化する『四月になれば彼女は』が2024年3月22日(金)に公開される。このたび、本作の新キャスト陣が解禁となった。 【写真を見る】撮影中に森七菜が実際に撮影したものを使用した、佐藤健演じる藤代のビジュアル 米津玄師の「Lemon」、藤井風の「青春病」、宇多田ヒカルの「Gold ~また逢う日まで~」など、多くのミュージックビデオを演出した山田智和が長編映画監督に初めて挑戦する本作。撮影監督は、『新聞記者』(19)、『余命10年』(22)などを手がけた今村圭佑、音楽は『スワロウテイル』(96)、『ラストレター』(20)など岩井俊二監督作品の映画音楽などの小林武史が担当する。婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公、藤代俊を演じるのは、佐藤健。また、結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者、坂本弥生を長澤まさみが演じる。そして藤代が10年前に交際していた初恋の女性で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春を森七菜が演じ、初共演となる3人が純愛映画を紡ぐ。 今回、“心に刺さる”ラブストーリーをさらに彩る、新キャスト陣5名が解禁された。佐藤演じる藤代が通うバーの店長、タスクを仲野太賀。さらに、藤代と伊予田の大学時代の写真仲間であり、写真部部長のペンタックスを中島歩、坂本の妹である坂本純を河合優実、藤代の勤める大学病院の同僚である小泉奈々をともさかりえ、伊予田春の父親である伊予田衛を竹野内豊が演じる。 坂本が突如姿を消した理由とはなんなのだろうか?ウユニ、プラハ、アイスランド、そして日本と、壮大なスケールで紡がれるラブストーリーに期待が高まる。 ■<キャストコメント> ●仲野太賀(タスク役) 「山田智和監督とはショートムービーでご一緒して以来親しくさせて頂いていたので、智和さんの長編デビュー作に参加できてとても嬉しく思います。素敵なキャスト、スタッフに囲まれながら過ごした撮影はあっという間に終わってしまい、現場から帰るのがとても名残惜しかったです。春の訪れとともに、この美しい日本映画が公開される事が楽しみでなりません。ぜひ、劇場にお越しください」 ●中島歩(ペンタックス役) 「美しい物語、美しい俳優、美しいロケーション、美しい撮影。そこへ美しいとは言い難い未熟な人間が浮き出てくる。 愛する人と末永く生きるため、今日も努力と思考を続ける私たちの現在地が描かれていると思います。 そんな作品に関われて光栄です」 ●河合優実(坂本純役) 「山田智和監督ご自身の長編デビューという大切な機会で、信頼を寄せて役を任せて頂いたことは、いち俳優としてとても嬉しいことです。的確にねらいを持って、ともに空気をつくろうと、掴もうとして下さった事に、共闘してくれる監督だと感じ、少ないシーンながらも現場で充実した時間を過ごしました。藤代と弥生の人生に少しでも奥行きや豊かさをもたらす存在になれたらと参加させていただきました。作品が多くの人に届き、胸の中に残っていくことを願っています」 ●ともさかりえ(小泉奈々役) 「現場での佐藤さんの佇まいや、纏う空気に、救われるような気持ちでした。そして、真摯に作品と向き合う山田監督の演出に背筋が伸びました。ほんの少しの参加でしたが、豊かなものをいただいたなと感謝しています。みなさまにも、ぜひ劇場で味わっていただけますように」 ●竹野内豊(伊予田衛役) 「今回私が頂いた役柄は、原作では唯一登場することのない人物であったため、演じることに少々戸惑いはありましたが、以前、山田監督のオリジナルショートフィルム 『Somewhere In The Snow』を拝見した際に、美しい映像の中に紡がれた台詞の一言一言に心が込められており、監督の感情がそのまま生きているような、とても素敵な作品でしたので、ぜひ参加させていただきたいと思いました。山田監督の初の長編作、私も公開を楽しみにしております!」 文/鈴木レイヤ