元祖東大タレント「菊川怜」が“女性用風俗”経営者役に挑戦 半引退状態から突如復帰したのはナゼ?
■インスタを突如始めた理由 「時を置かずして穐田氏には複数の婚外子がいることが週刊誌にスクープされました。しかも新婚早々、同居はせずに別居婚状態だと報じられたのです。報道があった当時はまだ『とくダネ!』に出演中だったため、その数カ月後に同番組を卒業したのは、このスキャンダルが原因ではないかと指摘する向きもありました。それ以降、菊川さんの露出は激減し、ほぼ引退状態になっていきました」(テレビ情報誌の編集者) こうしたなか、何の前触れもなく19年に突然、出産報告が事務所から発表され、現在では3児の母となっている。夫が持つ資産は300億円以上と報じられており、菊川は芸能生活に戻らずとも、セレブな生活を続けられるとみられていた。 では、なぜ今回ドラマ復帰に至ったのか。前出の記者は言う。 「菊川さんの所属するオスカープロモーションは、後藤久美子さんや上戸彩さん、真矢ミキさんなど有名女優を多く抱え、一時期は“美の総合商社”と呼ばれました。しかし、20年に米倉涼子さんをはじめ、名の売れた女優が立て続けに退社しました。そんななか、一時は米倉さんとともに事務所を支えた菊川さんが古巣のためにひと肌脱いだのかもしれません。くしくも現在、『東大ブランド』が再注目されています。テレビだけでなくYouTubeなど、“東大”とつけば素人でも引っ張りだこの状態です。昨年6月に突然、菊川さんはインスタグラムのアカウントを開設していますが、着々とフォロワーを増やしています。お子さんはまだ小さいので、本格復帰はまだ遠そうですが、今のうちに“地ならし”をしておくという心積もりかもしれません」
■ドラマでは際どい描写も とはいえ、菊川が復帰作に選んだドラマはタイトル(「買われた男」)からして、なかなかスキャンダラス。“女風(女性用風俗店)”で働く男性たちとユーザーである女性たちの心のひだを描く、というかなり攻めた内容の作品だ。テーマがテーマだけに、かなり際どい描写もある。そんななか、菊川が演じるのは女風のオーナー。トレードマークだった美しい黒髪をバッサリ、ショートカットのサバサバ系経営者役に挑戦している。復帰作としての意外性は十分だ。 芸能評論家の三杉武氏は菊川についてこう評価する。 「菊川さんのすごいところは、知性と美しさを兼ね備えながら、明るく親しみやすいイメージで、高嶺の花と思わせないこと。東大女性タレントが受けがちな嫉妬や“やっかみ”のような負の感情を視聴者に抱かせることなく、逆に高い好感度を得ることに成功しました。後に続く“高学歴タレント”たちにとって、菊川さんの成功例は一つの指針になったと思います。女優としてはドラマ『OL銭道』や『夢みる葡萄』、『出雲の阿国』、映画『蒼き狼』などの作品で存在感を放っていましたので、もし再びドラマや映画への起用が続けば、どんな演技を見せてくれるのか楽しみです」 かなり大胆なイメチェンをして、復帰作に臨んだ菊川。今後の展開に注目したい。 (雛里美和)
雛里美和