笑顔で記者と話す岡田監督（撮影・前岡正明）

　敵はDeNAだ。阪神岡田彰布監督（66）がCS突破を目指し、きょう3日のレギュラーシーズン最終DeNA戦（横浜）も本気モードで戦う。2位でのCS出場が決定しているが「消化試合じゃないよ」と強調。この日3位でのCS進出を決めたDeNAの先発予定は、CS第3戦も見込まれるケイとあって、より目の色が変わる。フルメンバーを出場させて、助っ人左腕撃ちの予行演習を決め、CS突破へ弾みをつける。 【一覧】クライマックスシリーズの日程 　阪神岡田監督の一問一答は以下の通り 　　　　◇　　　◇　　　◇ 　－CS始まるまで時間あるが、その間であらためて選手に徹底させたいことは 　「いや、まだ10日間あるんやで？　そんな今からせえへんよ、そんなのは。そら全然パ・リーグの知らんチームでのう、やったら、そら分析させなあかんけど、言ってるやん、1年間やったチームやから、別にそんなのやる必要ないやんか。分かってるやんか、そんなのもう。CSって、まだ明日シーズン残ってるから、そんなCSってお前、対戦相手も分かれへん、これからDeNAが全部負けるかも分からへんし、分かれへんやんか、そんなので答えようがないわ」 　－打者のほうが、実戦の間が空いて難しくなるか 　「いやあ、そんなの結果やろう？　そんなのも言い訳なるやんか。ここまでずーっと試合、野球やってて打席立ってて、そんなんでちょっと空くくらいでお前、そのためにシートとかやってなあ、やるわけやから。準備の段階では。そんな空いたから打てませんでしたって、そういうのじゃないやんか」 　－1年間やってきた選手たちを信じればいい 　「いやいや、そら1年間の総決算やからな、結局は。そんなのBクラスやったらないわけやから。勝てんかったけど、そういうチャンスがあるわけやから、今は」 　－フェニックス・リーグの相手（序盤の巨人、DeNA）が違ったら、行っていた可能性はあるか 　「え？　あるよ、可能性は」 　－9月は基本のオーダーで戦った。前半の苦しい時期は変えたこともあったが、常に出来るだけ元に戻していた印象だが 　「そら最終的にはそうよ。おらへんのやから、2軍行ったりして、調子悪いもんばっかで。そらしょうがないやん。別に今のメンバーで勝とうと思って、そんなん。2点しか取れん時が続いたり。そういうことやん」 　－その時々でいろいろ変えながら基本の形を持ち続けられたことが、9月につながった 　「そら、だからみんなが調子上げてきたからやろ。普通にやってたら変えへんよ。打順も変えへんよ。まだ10日もあるのにCS、CS言ってたらもたんよ」 　－今の時期に大切なのは 　「そら、明日ケガせんようにということやん。そらそうやんか」 　－けがしたら元も子もない 　「そういうことやんか。今考えるのはそれだけやん。また明日雨とか言うとるし。曇りになってるけど分かれへんやんか。明日しょうもないことでケガしたらのう。それしか考えてないよ」 　－DeNAはキャッチャーが変わって変化は 　「大変化あるよ。そら伊藤にしても戸柱にしても全然ちゃうよ」