藤井八冠「乗り換えで走らない」“来年の目標”語る
日テレNEWS NNN
24日、今年で3回目をむかえた将棋オールスター東西対抗戦が東京都内で行われました。ステージに現れたのは、将棋界を代表するトップ棋士の面々です。 藤井聡太八冠 「今年もこの舞台にたてること、本当にうれしく思っています。羽生九段との対戦、非常に楽しみにしてます」 ファン投票などで選ばれ、1位に輝いた藤井八冠の対戦相手は、日本将棋連盟の会長、羽生善治九段です。持ち時間1手30秒以内の“超早指し”で行われた注目の対局。 藤井聡太八冠 「かなり激しく踏み込まれて、そこから30秒ではとても判断のつかない局面に」 激しい戦いの末、藤井八冠が勝利しました。 また、イベントではトークショーも行われ、「今年、一番大きな声を出した瞬間」をたずねられた羽生会長は… 羽生善治九段 「(電車で)『将棋の羽生さんですよね?』って、『会長になられたんですよね。じゃあ引退されたんですね』って言われて、『一応まだ現役でやってます』ってことで」 そして、今年は車掌を体験するなど大の鉄道ファンとして知られる藤井八冠。「来年挑戦したいこと」というのが、「乗り換えで走らない」です。 藤井聡太八冠 「(電車の)乗り換えで時間ぴったりで来た時って、けっこう気分がいいのでどうしても走ってしまうことがあるけど、(乗り換えで)走ってしまうと危ないってこともあるので、なるべく走らずに早歩きにとどめたいと」 藤井八冠は来年1月7日から王将のタイトル防衛戦にのぞみます。