【PFL】ベラトール王者エブレンがV3成功、エドワーズを怒涛のテイクダウンで接戦勝利
10月20日にサウジアラビア・リヤドで開催された総合格闘技イベント『PFL Battle of the Giants』のBellatorミドル級タイトルマッチにて、王者のジョニー・エブレン(32=米国)が挑戦者で同級1位のファビアン・エドワーズ(31=英国)に判定3-0で勝利。怒涛のテイクダウンで3度目の防衛に成功した。 【フォト】エブレンとエドワーズ、激闘シーン! レスリングエリートのエブレンは25歳の遅咲きでMMAデビュー。名門ATTに所属し、22年6月にゲガール・ムサシを圧倒しての判定勝利でベラトール世界ミドル級王者となった。ここまで15勝無敗。 エドワーズとは昨年9月の2度目の防衛戦で対戦し、顔面流血のピンチも、豪快フックからパウンド連打の逆転KO勝利を収めた。 試合は1Rからエブレンがテイクダウンからのバックコントロールで試合を優勢に進める展開。しかしエドワーズも、左ストレートや三日月蹴りなど得意のスタンド打撃で、エブレンにダメージを与える。 後半も組んで怒涛のテイクダウン、そこからバックコントロールの戦いを徹底するエブレンに対し、エドワーズはスタンド打撃で対抗。エドワーズの三日月蹴りはかなりエブレンに効いているようだ。 判定3-0(三者ともに48-47)の僅差でエブレンに軍配。ジャッジペーパーを見ると、1R、2R、4Rはエブレン、3Rと5Rはエドワーズが取った形だ。エブレンは3度目の防衛に成功、無敗記録を16に伸ばした。 ▼Bellatorミドル級タイトルマッチ ○ジョニー・エブレン(米国/王者) 判定3-0 ※三者ともに48-47 ●ファビアン・エドワーズ(英国/挑戦者)