山陽道・尼子山トンネルの火災 出火元の大型トラック運転手を不起訴に 神戸地検
山陽自動車道「尼子山トンネル」（相生、赤穂市）で昨年９月、火災が発生し６人が重軽傷を負った多重衝突事故で、兵庫県警に自動車運転処罰法違反（過失傷害）容疑で書類送検された、出火元の大型トラックを運転していた男性（４９）について神戸地検は２８日、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。この火災では煙の充満する出口付近で車が相次ぎ追突し計９台が絡む多重事故が発生。追突事故の当事者７人も同法違反容疑で書類送検され、３月に嫌疑不十分で不起訴処分となった。 【写真】山陽道トンネルで大型トラック炎上 後続9台が追突、8人けが 赤穂IC付近で通行止め続く
