南米の男性、風呂場で「見たこともない」奇妙な生物を発見し悲鳴…「見た瞬間に鳥肌」「気持ち悪すぎる」
<南米チリの男性がシャワーを浴びようとした時に見慣れない虫がいるのを発見。顔を近付けてよく見てみると......>
チリの男性が、浴室で遭遇した奇妙な生き物の写真をネットに公開し、人々を恐怖に陥れている。アルゼンチン出身で現在はチリに住んでいるイグナシオ・サリナさんは、シャワーを浴びようとしたときに、背筋がゾッとするような生き物を発見した。 【写真】南米の男性、風呂場で「見たこともない」奇妙な形状の生物を発見...「見た瞬間に鳥肌」「気持ち悪すぎる」 「シャワーを浴びようとしていたら、シャワーラックのところにいつもと違う黒い点があった」とサリナさんは本誌に語った。「最初は無視したが、水を出そうとした時によく見たところ、その瞬間に鳥肌が立ち、『この気持ち悪いものはなんだ』と声を上げた」 気が動転しながらも、サリナさんは写真を撮り、それを捕獲することにした。「なぜだかわからないが、捕まえることにした。他の人の安全のために保管しておきたかったからかもしれない」 8本の長い脚に、丸みを帯びた小さな体、繊細で細長い付属肢を持つこの予期せぬ客は、後にチリとペルーに生息するクモ形類のザトウムシの一種であることが判明した。 1943年に発見されたこの生き物は、体長1センチほどで、細長い脚が特徴だ。体は褐色で硬く、オスよりもメスのほうが大きい。 夜行性で、通常は夜に狩りをする。繁殖期以外は単独で行動し、たいてい森林や草地、低木地に生息している。暗くて隠れやすい場所を好むため、シャワーラックに隠れていたのもそれが理由だろう。 ■恐ろしい見た目に反して人には無害 サリナさんは、この発見をソーシャルサイトのRedditに投稿し、キャプションにはこう記した。「シャワーの中でこれを見つけた。私はいまおびえている」 この投稿に対し、高評価が8000件以上、コメントは1000件以上集まった。 あるユーザーは「ありがとう。新たな恐怖を求めていた」とコメント。別のユーザーは「どこに住んでるの? 絶対にそこに行かない」と書き込んだ。 ザトウムシは非常に珍しく、毒を持っていないため、人間にとって危険ではない。アブラムシや毛虫など様々な害虫を食べるので、自然にとって有益だ。 「見た目は恐ろしくても、コメントによれば無害のようだ」とサリナさんは述べた。翌日、サリナさんはこのザトウムシを庭に放したという。
アリス・ギブス