キャサリン皇太子妃、余命半年の10代がん患者と対面 「かなえたい夢」の実現に協力する
今年初めからがんの治療を続けていたキャサリン皇太子妃。先月化学治療を終えたことを報告したが、そのビデオメッセージでは自分と同じように闘病生活を送っている人たちをサポートしていきたいとコメントしていた。がんと闘うティーンと対面したことが明らかになった。 【写真】キャサリン皇太子妃の喜怒哀楽モーメント100
現地時間10月2日(水)にウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は16歳の少女、リズをウィンザー城に招待。リズは写真家志望だが、今年1月にがんの診断を受け余命半年から3年と宣告されていた。リズの母は彼女の夢をかなえてあげようとSNSで撮影のチャンスを募集。ミュージカルのリハーサルやファッションショー、サーカスの練習風景など彼女が撮ってみたいと思っているシーンをリストアップしつつ「他のどんな機会でも撮影したい」と呼びかけていた。
これに答えたのが皇太子夫妻。この日、ウィンザー城で行われた叙勲式の撮影をリズにオファー。リズはもちろんこれに応じ、家族と共にウィンザー城を訪問した。
皇太子と皇太子妃はSNSにリズとの対面シーンをSNSに投稿。「リズと会えたことをとても嬉しく思います。彼女は才能ある若い写真家であり、その創造性と強さは私たちにインスピレーションを与えてくれました」「あなたのストーリーと写真をみんなと共有してくれてありがとう」とコメントした。最後には「W&C」とイニシャルを添え、自分たちの個人的なメッセージであることを示した。SNSには叙勲式の様子も投稿したが、そこではもちろんリズに依頼した写真を使っている。
ちなみにリズの母の呼びかけには他にも雑誌社やブランドが反応。リズはロンドンファッションウィークでもショーの撮影を体験することができた。今回皇太子夫妻が彼女を招待したことで、ますますリズに注目が集まっている。リズの母はSNSで「これを実現させてくれたすべての人、そしてもちろん皇太子夫妻に感謝したい」とコメントしている。普段はロイヤルフォトグラファーが担当する叙勲式での撮影は、忘れられない思い出になったはず。