阿部監督に評価されず…?巨人、前年から1軍出場がない選手(5)プロ4年目の1軍デビューは…?
2024年シーズン開幕からまもなく3ヶ月が経過するプロ野球。各チームで主力選手の不調や故障などのアクシデントが起きているが、ファームで苦しんでいる選手にとってはチャンスとなる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がない巨人の選手を紹介したい。
伊藤優輔
投打:右投右打 身長/体重:178cm/82kg 生年月日:1997年1月14日 経歴:小山台高 - 中央大 - 三菱パワー ドラフト:2020年ドラフト4位 プロでも数少ない都立高校出身の伊藤優輔。手術を乗り越えた今季は、ファームで腕を振っている。 小山台高では”都立の星”として、3年春に甲子園を経験。卒業後は中央大に進学すると、4年秋には東都リーグで6試合に登板し、防御率1.53をマークした。 その後は社会人野球の三菱パワーに進み、入社1年目から日本選手権で登板。その後、2020年ドラフト4位で読売ジャイアンツに入団した。 しかし、プロではルーキーイヤーから故障に見舞われた。同年はファームで登板を重ねていた中、右肘の痛みを発症。同年オフには右肘内側側副靭帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を敢行し、育成契約となった。 翌2022年はリハビリに専念。それでも、昨季5月に実戦へ復帰すると、同年のシーズン終盤にはファームでも登板を果たした。 今季は、ここまで二軍でリリーフとして登板を重ね、防御率1点台の好成績。シーズン中の支配下復帰を目指し、悲願の一軍マウンドに立てるか注目だ。
ベースボールチャンネル編集部