【新日本】高橋ヒロムがLIJリーダー内藤哲也にシングル戦直訴「NEVER王者で前に立ちたい」
<新日本プロレス:東京武道館大会>◇5日◇東京・東京武道館 ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)の高橋ヒロムが、LIJのリーダー内藤哲也に一騎打ちを直訴した。 今大会は足立区出身の内藤&BUSHIの凱旋(がいせん)大会。この日のセミファイナルでは、LIJの6人が内藤&鷹木信悟&BUSHIと、辻陽太&ヒロム&ティタンに分かれて6人タッグ戦を行った。 試合は30分で決着がつかずドローに。バックステージで内藤が「前回の新日本プロレス東京武道館大会、2002年4月5日、俺、南側5列11番で見てたから。なんなら新日本プロレスのレスラーになるためにトレーニングを始めた、初めての場所はここ東京武道館のトレーニングルーム。高校2年生の時かな。あれからずいぶん時間は経ったけど、こうして新日本プロレスのレスラー、しかもチャンピオンとして…」とこれまでを振り返っていると、ヒロムが「内藤さん」と話をさえぎって入ってきた。 「内藤さん、オレとシングルマッチで戦ってくれ。改めてオレにはNEVERのベルトが必要だと思いました。内藤さんがIWGP世界ヘビー級王者なのであれば、俺はNEVERのシングルを王者としてあなたの前に立ちたい。4年前、そして12年前の約束、いや、あなたとの誓いを果たしたいんだ」と訴え、ヘナレの持つNEVER無差別級王座のベルトを手に入れて、内藤と戦いたいという気持ちをぶつけ、去っていった。 これに対して内藤は「そうかい、そうかい。まぁ、正解はないからね。自分の信じた道を突き進んで、そして俺の目の前に立ってくれよ。今日初めて、高橋ヒロムと対角線に立ったけど、次に向き合う時はシングルマッチでしょう。1回コロナで流れたけど、次はシングルマッチ、しかもタイトルマッチ、しかもメインイベントで勝負しようぜ。師匠の意地を見せてやるぜ」と笑顔で話した。