風にゆられ“芭蕉布ワンピース”展示 「戦後の沖縄女性のたくましさ垣間見え」 南風原で27日まで 沖縄
【南風原】南風原町立南風原文化センターではこのほど、50年以上にわたり県内各地の骨董(こっとう)品などを集めた収集家の故・當銘正幸さんのコレクションから、芭蕉布で仕立てられたワンピースを展示する「風にゆられて芭蕉ワンピース展」が始まっている=写真。展示会では、戦後に着物をほどいて作られたと思われる芭蕉のワンピース13点を展示するほか、南風原町は戦後洋裁が盛んだったこともあり、当時洋裁学校に通った女性のノートも展示する。27日まで。 【動画あり】「ハブを食す!」営業は月イチ、限定“ハブ”そば おいしいの?毒はないが癖になる
学芸員の前城菜美子さんは「展示しているワンピースは、はぎれを組み合わせたり、ポケットの柄あわせを工夫したりと、物の乏しい時代にもおしゃれを楽しんだ戦後の沖縄女性のたくましさが垣間見える」とPRする。入場無料。開館は午前9時~午後6時。問い合わせは南風原文化センター電話、098(889)7399。
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