「もうきょうで最後だと思ってる」袴田巖さんやり直し裁判最終盤 犯行着衣付着のDNA型鑑定焦点=静岡地裁
静岡放送
1996年、一家4人を殺害したとして死刑判決が確定した袴田巖さんの再審=やり直し裁判の14回目の公判が4月24日、静岡地方裁判所で開かれています。 【写真を見る】「もうきょうで最後だと思ってる」袴田巖さんやり直し裁判最終盤 犯行着衣付着のDNA型鑑定焦点=静岡地裁 <袴田巖さんの姉 ひで子さん> 「もうきょうで最後だと思ってる、私はね。次は22日はおまけだろうと思っているんですよ」 袴田巖さんをめぐっては、1966年、静岡県の旧清水市で一家4人を殺害したとして死刑判決が確定していましたが、2023年10月から静岡地裁で再審が開かれています。 14回目の公判となる4月24日は、前回に引き続き、犯行着衣とされるシャツに付着した血液のDNA型が袴田さんのものとは一致しないとする弁護側のDNA鑑定が信用できるかどうかに焦点が当てられています。 <山口駿平記者> 「DNA鑑定の信用性については弁護側と検察側で主張は平行線をたどっています」 袴田さんのやり直し裁判は5月22日、結審する見通しです。
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