パリ五輪の男女7人制ラグビー日本代表発表 悲願のメダル目指す女子は2大会ぶりの中村知春ら「個人としては桜の物語の最終章に」
日本ラグビー協会は4日、パリ五輪の7人制ラグビーの男女日本代表を発表した。女子は2大会ぶりの代表となる中村知春(ナナイロプリズム福岡)らそれぞれ12人を選出した。 ■「ラガーマンの車って感じですね」福岡堅樹さんが新車紹介【写真】 男子はニュージーランド、アイルランド、南アフリカと同じA組。女子は開催国のフランス、米国、ブラジルと戦うC組で戦う。 中村は「少し短い3年間での五輪準備でしたが、東京五輪後のアジアシリーズで中国にリベンジを果たし、コアチーム昇格を苦労してつかみ取り、ワールドシリーズではトップ8の壁を破って新たな景色を見た、非常に濃い3年間でした。五輪と同じくらい、もしくはそれ以上に重要だったこれらの大会をともに戦ってきたサクラセブンズのスコッドメンバー全員にリスペクトと感謝の気持ちを持って、大会に臨みたいと思います。個人としては桜の物語の最終章に、そしてサクラセブンズとしては世界の強豪入りへの新たな1ページとなるよう、結果にこだわって大切に戦ってきます」とコメントした。 7人制のラグビーは2016年リオデジャネイロ五輪で初実施。試合時間は前後半各7分。基本的なルールやグラウンドの広さは15人制と同じ。1チーム7人でプレーする。スクラムを組むFWは3人、バックス4人。今夏のパリ大会は昨年の15人制男子W杯決勝などの会場となったフランス競技場で開催される。日本は男女とも3大会連続の出場。リオ大会で男子が初戦で強豪ニュージーランドを破るなど4位に入ったのが最高だ。 ◆パリ五輪・ラグビー男子7人制日本代表 石田 吉平(横浜キヤノンイーグルス) 石田 大河(日本協会) 植田 和磨(近大) 奥平 湧(日本協会) ケレビジョシュア(豊田自動織機シャトルズ愛知) 古賀 由教(リコーブラックラムズ東京) 谷中 樹平(トヨタヴェルブリッツ) 津岡翔太郎(日本協会) 野口 宜裕(セコムラガッツ) 福士 萌起(日野レッドドルフィンズ) 松本 純弥(日本協会) 丸尾 崇真(日本協会) ◆パリ五輪・ラグビー女子7人制日本代表 内海春菜子(YOKOHAMA TKM) 大谷 芽生(ながとブルーエンジェルス) 梶木 真凜(自衛隊体育学校PTS) 三枝 千晃(北海道バーバリアンズディアナ) 田中 笑伊(ながとブルーエンジェルス) 堤 ほの花(日体大) 中村 知春(ナナイロプリズム福岡) 西 亜利沙(東京山九フェニックスラグビークラブ) 原 わか花(東京山九フェニックスラグビークラブ) 平野 優芽(ながとブルーエンジェルス) 松田 凜日(東京山九フェニックスラグビークラブ) 水谷 咲良(東京山九フェニックスラグビークラブ)
西日本新聞社