木村佳乃が18年ぶり日曜劇場出演『アンチヒーロー』で東京地検の検察官役【コメントあり】
木村佳乃が、長谷川博己が主演を務める4月期の日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)に出演することが決定した。 【動画】ティザー映像(木村佳乃ver.) 長谷川が演じる主人公は「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士。たとえ、犯罪者である証拠が100%そろっていても無罪を勝ち取る、ヒーローとは言いがたい限りなくダークで危険な人物だ。「正義の反対は、本当に悪なのだろうか…?」という問いを視聴者に投げかけ、スピーディーな展開で常識が次々と覆されていく。日常のほんの小さなことがきっかけで正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう。まさにバタフライエフェクトのような、逆転パラドックスエンターテインメントを描き出す。主人公の法律事務所で働く同僚弁護士役で北村匠海と堀田真由、パラリーガル役で大島優子の共演が決定している。 このたび、新たに東京地方検察庁の検察官役で木村佳乃の出演が決定。ビジュアルとティザー映像が解禁となった。日本の刑事裁判の有罪率は99.9%と言われている。その数字は、検察が起訴すれば裁判で結果が覆ることはほぼないことを意味する。木村演じる検察官と、長谷川演じる“アンチ”な弁護士は裁判でどのような戦いを繰り広げるのか。 木村の日曜劇場枠への出演は『理想の上司』(1997年)、『輪舞曲-ロンド-』(2006年)に続き3作目で、実に18年ぶり。主演の長谷川とは本作が初共演となる。 <木村佳乃 コメント> 検察官役を演じるのは『アンチヒーロー』が初めてです。役を頂いてからクランクインまでの間、勉強のために裁判の傍聴に行かせていただきました。日本は法治国家なので罪を犯したら法で裁かれるというのは念頭にありながらも、実際に裁判を傍聴すると“どっちが正しいんだろう?”と揺れ動く場面が多々あり、裁くことは奥深く難しいことだと実感しました。ドラマの中で「人が人を裁くことの危うさ」というせりふが登場しますが、まさにその通りだなと思うと同時に、コンプライアンスなどセンシティブなこの時代に、これをドラマでやるというのは攻めているし、面白いと思いました。 私が演じる検察官は、正義なのか? 悪なのか? と視聴者の皆様に想像していただきながら観ていただけたらうれしいです。 <プロデューサー・飯田和孝 コメント> 弁護士が正義なのか、検察官が正義なのか? それともどちらも正義で、どちらも悪なのか? このドラマでは、非常に曖昧な「正義」というものを、自身の信念だけを頼りに扱っていく人物たちを生々しく描いていきます。画面を見ていると、木村さん演じる検察官は、凛としている中にも、何か鋭い刃のようなものを備えているように感じます。華やかさ、しなやかさ、柔らかさ、厳しさ、切なさ、豪快さ、木村さん演じる検察官を表現する言葉として一体どれが適切なのか、視聴者の皆さんと一緒に私も探していければと思っております。
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