日本代表撃沈の超怪物…98年アルゼンチン代表の英雄たち(3)186cm80kgの巨体にスキンヘッド! 怖すぎる”最強司令塔”
1998年FIFAワールドカップ・フランス大会。本大会初出場を果たしたサッカー日本代表は初戦でアルゼンチン代表と激突し、世界を知ることとなった。今回は98年W杯・日本代表戦に出場したアルゼンチン代表から選手をピックアップしてフットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。
MF:フアン・セバスティアン・ベロン(サンプドリア/アルゼンチン代表) 1975年3月9日生(当時22歳) 97/98シーズン リーグ戦成績:29試合2得点 アルゼンチン代表通算75試合10得点 アルゼンチン代表での主な出場大会: 98年FIFAワールドカップ・フランス大会、02年FIFAワールドカップ・日韓大会、07年コパ・アメリカ、10年FIFAワールドカップ・ドイツ大会 個性的な選手が揃うアルゼンチン代表の中でも、フアン・セバスティアン・ベロンが放つオーラは特別なものがある。186cm、80kgという巨体に独特のヒゲとスキンヘッド。そして何より圧倒的なテクニックで観る者を惹きつけた。 日本代表と対戦した1998年は22歳。戦いの場を母国アルゼンチンからイタリア・セリエAに移して2年目。その後、ベロンはラツィオでセリエAを制するなど全盛期を迎え、マンチェスター・ユナイテッドでもプレーして世界的名手の一人として数えられることとなる。 能力値を見ると、やはり「テクニック」が92で最高評価。さらに「フィジカル」「ドリブル」「パス」でも高い数値となっており、アルゼンチンが生んだ稀代の司令塔という評価を裏付けている。 クラブレベルでは出身クラブであるエストゥディアンテスの英雄として讃えられており、キャリア晩年に復帰した後にはコパ・リベルタドーレス優勝という快挙に導いた。