ドラマ『D＆D～医者と刑事の～捜査線』（テレビ東京系）の打ち上げにあらわれた藤木直人（写真・皆川拓哉）

　11月中旬、都内のイベント会場に現れた俳優・藤木直人。変装用の眼鏡をしていても、オーラは隠しきれていないようだ──。 【写真アリ】「どんな瞬間も絵になる」路上喫煙をする寺島進 「この日は、11月29日に最終回を迎えるドラマ『D＆D～医者と刑事の捜査線～』（テレビ東京系）の打ち上げがおこなわれていました。参加したのは、主演の藤木直人さんはじめ、寺島進さん、早見あかりさん、大塚寧々さんらドラマの主要メンバーと、スタッフを含めて90名ほどでした」（芸能関係者） 　このドラマ『D＆D』はテレビ東京が新設した金曜夜9時の枠での放送。フジテレビがドラマから撤退した枠ということもあり、テレ東ドラマとしては高視聴率を叩き出し、話題となっている。 「藤木さんにとっては、久々のゴールデン帯の連ドラ主演です。現場ではスタッフと綿密な打ち合わせをおこない、“座長”として周囲に気を遣いっぱなし。その藤木さんの相棒役が寺島さん。いかにもベテランという感じで、おやじギャグを連発して笑いを誘ったりと、現場をなごませていました。早見さんをはじめ、共演者がInstagramで公開している『DDポーズ（サムズアップしたポーズ）』は寺島さんが考案したものです。ただ、寺島さんが最初の全員写真を撮影する際にDDポーズをしたのですが、それを見た藤木さんは、苦笑いしていたそうです（笑）。ドラマの役柄のように、ちょうどいいバランスの2人だったと思います」（ドラマスタッフ） 　視聴率がよく現場での雰囲気がよかっただけに、打ち上げも盛り上がったようだ。2次会までの道中に、共演者と仲よさげに話している寺島進と早見あかりをキャッチした。 「2次会はダーツ＆カラオケバーを事前に貸し切りにするなど、テレ東としては、かなり太っ腹な打ち上げでした」（同前） 　ドラマ『D＆D』の撮影は9月中旬に開始。それから約1カ月が経った10月中旬には「中打ち上げ」がおこなわれ、その様子も本誌はキャッチしている。 「藤木さんから『中打ち上げをしましょう』という提案があったんです。クランクアップではなく、途中での打ち上げは珍しいんですが、初めて共演する役者さんもいたので、藤木さんが『もっと仲を深めましょう』とおっしゃってくれたんです。藤木さんはバラエティー番組『おしゃれイズム』（日本テレビ系）のMC時代、共演していたくりぃむしちゅー・上田晋也さんによくご飯に連れて行ってもらっていたそうで、それを参考にして声をかけられたとか。 　久々の連ドラ主演で藤木さんはかなり気合が入っていました。撮影初日からドラマの名前が入ったおにぎりを現場に差し入れしたり、初日撮影後には、藤木さんと寺島さん、そして寺島さんの部下の刑事役の前田拳太郎さんの3人で飲みに行って、結束を固めたそうです。藤木さんは外科医役なので難しいセリフが膨大にあるんですが、ほとんどNGを出さず、現場でも『さすがだ』という声が多かったです」（別のドラマスタッフ） 　そうした“座長”の奮闘もあって、テレ東局内ではすでに『D＆D』の第2期の話も出ているという。（テレビ東京に質問状を送ったが、回答はなかった。） 　1995年のデビューからもうすぐ30年になる藤木。これが俳優・藤木直人の代表作になるかもしれない。