公式会見に臨む金谷

　「男子ゴルフ・ＢＭＷツアー選手権森ビル杯」（６日開幕、宍戸ヒルズＣＣ＝パー７１） 【写真】全米女子オープン選手権で優勝した笹生　こみ上げてくる思いから涙がこぼれる 　今季国内男子メジャー初戦が開幕する。開幕前日の５日は、前年大会を制した金谷拓実（２６）＝Ｙｏｇｉｂｏ＝がプロアマ戦に出場して、コースの最終確認を行った。 　ディフェンディングチャンピオンとして迎える国内メジャー初戦に向け、状態も上がってきた。予選落ちとなった５月の海外メジャー・全米プロ選手権からパターの調子を落としていたが、それもオープンウィークの先週にしっかり修正し、「今週も良い状態で迎えられると思います」とうなずいた。 　今年は前年最終日に左ラフからベタピンショットで優勝をたぐり寄せた１７番が改装されたが、「自分のショットが打てれば関係ないと思うし、アグレッシブなプレーを心がけてやっていきたい」と意に介さず。連覇を狙うメジャータイトルに「いつもとやることは変わらないけど、でも、この試合に勝つことはすごく意味があることなので、自分らしいプレーを続けて優勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。 　女子ゴルフ界では、笹生優花が２度目の全米女子オープンを制覇したことが話題になったが、金谷もその様子をテレビで観戦していたという。「テレビで見ていてもグリーンが硬かったし、でもその中でロングアイアンで高い球を打って、ショットの精度が素晴らしかった。本当にすごかった」と刺激をもらった。自身は米テキサス州で予選会を突破した全米オープンに、次週出場する。まずは国内メジャーで弾みを付けて海を渡りたい。