●美しいヘアラインと充電効率の上昇などすべてをアップデート

　時計の存在を確たるものにするためにもっとも重要なことである、正確な時を刻む時計を作ることを徹底的に追求してきたセイコー。 【画像】限定モデルもカッコいい！ セイコー アストロン新作を画像で見る（10枚） 　その長い歴史おいて、世界に誇る高精度な時計を多数発表してきた中、電波時計でも使用できないエリアでも正確な時を表示したいという想いからたどり着いた答えは、遙か空の彼方にある人工衛星のGPS電波でした。 　どんな場所にいても人工衛星の電波をキャッチできるように、パーツや素材など様々な角度から試行錯誤を重ねた結果、世界初のGPSソーラーGPSウォッチとして2012年9月に誕生した時計が「セイコー アストロン」です。

精緻な印象のあるアスファルトグレーカラー

　現在はソーラー電波モデルもラインアップに加わり、幅広いバリエーションをラインナップ。そしてその記念すべき誕生から10周年の節目に、デザイン面を強化した新シリーズ「セイコー アストロン Nexter」となります。 　新た登場したモデルは、2024年6月に登場した最新キャリバー5X83を搭載。ふたつの異なるタイムゾーンの時刻を同時に表示するデュアルタイム表示機能に加えて、新たに1／20秒のストップウオッチ機能を備えています。 　さらに従来モデルよりもタイムトランスファー機能（メイン表示とサブダイヤルの表示を入れ替える機能）に要する時間を大幅に短縮。また、充電効率の向上により、高級感のあるダイヤルを採用することが可能となっています。 　3タイプのレギュラーモデルはケースとダイヤル、ブレスレットの全てが、金属の塊を削ぎ落したかのような硬質感のあるデザインで、腕元でスタイリッシュな雰囲気を演出。 　ケースの外径をできるだけそぎ落とし、ベゼルには細身のチタンを採用することで、「セイコー アストロン」の多針モデルの中では過去最小サイズを実現しています。 　ダイヤルはケースの仕上げと相性のよいヘアライン調の型打ちパターンを施すことで、より硬質感を強調しシャープな印象に。ブレスレットはピッチが短く、フラット面が大きい駒を採用することで、金属の存在感を高めると共に優れた着用感を実現しています。 　カラーバリエーションは3種類用意され、洗練された雰囲気を持ったクリスタルホワイトカラー、知的なミッドナイトブルーカラー、精緻な印象のあるアスファルトグレーカラーの3色。いずれも硬質感のあるダイヤルに仕上がっています。 　レギュラーモデルよりも約1ヶ月前に登場する、ピンクゴールドカラーの輝きが美しい「セイコー アストロン Nexter 限定モデル」は、SEIKOブランド100周年のマイルストーンとなる願いを込めた限定モデル。 「輝き」をコンセプトに衛星から見た地球の情景に着想を得たデザインで、オールブラックのケース・ブレスレットと、放射状パターンを施したグラデーションダイヤル、ピンクゴールドカラーのアクセントで、太陽に照らされ、漆黒の空間に浮かび上がる煌びやかな地球の美しさを表現。 　ベゼル部分は滑らかな質感のセラミックスベゼルと、多角形のチタン製の飾り縁を組み合わせた二体構造にすることで、より一層輝きを放つデザインに。また、限定モデルならではの特別仕様として、艶やかな光沢を放つセラミックスをブレスレットの中央の列と、りゅうずの先端に採用しています。 　裏ぶたには4つの衛星からの電波を受信し、世界中のどこにいても正確な時刻を取得するGPSソーラー機能を象徴した、地球をかたどったオリジナルマークを立体的にレイアウト。より精度の高い時刻を表示するために人工衛星へと辿り着いた、セイコーの弛まなきチャレンジスピリットを感じることができます。 　世界のどこにいても正確な時間を示す圧倒的な実用性と、芸術的な金属彫刻のようなシャープさが魅力的な「セイコー アストロン Nexter」シリーズ 3モデルと、衛星から電波を受信しているその瞬間を腕元で感じることができる限定モデル。 　人気になること間違いなしの限定モデルは10月11日発売予定で世界限定1200本（うち国内600本）、レギュラーモデル3種の11月9日発売予定です。