<黒執事 -寄宿学校編->寮対抗クリケット大会が遂に開幕、今作初登場のドルイット子爵&リジーらにSNSで反響多数
アニメ「黒執事 -寄宿学校編-」(毎週土曜夜11:30-深夜0:00ほか、TOKYO MXほか/ABEMA・FOD・Huluほかで配信)の第5話「その執事、入場」が5月11日に放送された。第5話では、シエル・ファントムハイヴ(CV.坂本真綾)が寄宿学校に入学した本来の目的であるデリック・アーデンをはじめとする複数の生徒の行方に迫ると共に、学校行事である寮対抗クリケット大会が開幕となった。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】今作もパワフル! ゾウをなでなでするソーマ(CV.立花慎之介) ■「紫黒の狼寮(紫寮)」には居なかったデリックたちの行方 前回、「紫黒の狼寮(紫寮)」に所属するデリックらを誘き出そうと、故意的に紫寮を放火したシエルとセバスチャン・ミカエリス(CV.小野大輔)。しかし、避難した生徒の中にデリックたちの姿が見えないのにも関わらず、寮長であるグレゴリー・バイオレット(CV.橘龍丸)は「皆いるよ」と話す。 さらに、寮が全焼するという緊急事態でもあるのに、他寮の生徒が消火に協力しようとすると「紫寮に入るな!」と、普段からは想像できない荒立てた声で牽制し、ますます怪しさを感じさせていた。 そして、シエルとセバスチャンが予想していた“P4はデリックらについて何かを隠している”ということが確信へと変わるのだった。 ■クリケット大会開会式ではドルイット子爵&リジーが初登場 デリックらについて調査する上でP4が固く口を閉ざす中、デリックらを「深紅の狐寮(赤寮)」から紫寮へと移動させた張本人である校長との接近を試みることにしたシエル。シエルが何か手立てはないかと考えていた矢先、6月4日の学校行事である寮対抗クリケット大会にて、大会で活躍した選手1名がP4とその寮弟のみ参加可能である校長主催の「真夜中のお茶会」への招待券を得られることが明かされる。 そして、シエルは教師であるセバスチャンの推薦によって、見事にクリケット大会の参加選手11名の内の1枠を獲得。お涙頂戴という展開で点を取って寮を優勝に導き、「真夜中のお茶会」への参加を目論んでいた。 寮対抗クリケット大会の開会式は華々しく、前回の王者「翡翠の獅子寮(緑寮)」、準優勝の「深紅の狐寮」、「紫黒の狼寮」、「紺碧の梟(青寮)」が続々と登場する。なお、大会には学校外からの観客も多く、シエルの許嫁であり、「リジー」の名で親しまれているエリザベス・ミッドフォード(CV.田村ゆかり)や、P4のひとりであるエドガー・レドモンド(CV.渡部俊樹)の親戚のドルイット子爵(CV.鈴木達央)が今作初登場を果たした。 今回、レドモンドとドルイット子爵の親戚関係が初めて明かされたことにより、SNSでは「ドルイットとエドガーって親戚だったのか」「レドモンドの叔父がドルイットだったとは! 話し方似てるね」とのコメントが多数寄せられている。 ■シエルの父・ヴィンセントと「碧の奇跡」の関係に触れる シエルが所属する青寮は、勉学には優れているもののスポーツではあまり成果を残しておらず、クリケット大会では万年最下位という結果であったが、過去に一度優勝に輝いたことがあるという。この奇跡のような優勝は「碧の奇跡」という名で校内で語り継がれてきていた。 そしてその回想シーンでは、「碧の奇跡」を起こしたとされる青寮・寮長がシエルの父であるヴィンセント・ファントムハイヴ(CV.興津和幸)であることが明かされ、第5話は終わりを迎える。 なお、ヴィンセントも今作初登場を果たしていることから「シエルパパ」というワードが視聴者の中で話題に上がっていた。 次回はヴィンセントと「碧の奇跡」について、そして遂に始まった寮対抗クリケット大会の様子が窺えることとなるだろう。 ◆文/笹本千尋