大谷翔平 厳しい判定の見逃し三振に苦笑い 思わず打席で固まる→右手を振って感情を表現 NHK解説「ちょっと気の毒」
「ダイヤモンドバックス6-11ドジャース」(2日、フェニックス) ドジャースの大谷翔平選手は九回の第6打席で見逃し三振に倒れた。 【写真】大谷翔平の盗塁はなぜ成功する?専門家が分析したスタート&スライディング 初球、浮いたボールをフルスイングするもファウルに。3球目の高め変化球も狙っていったが、バットは空を切った。低めの誘い球を見極めてカウント2-2。インハイのボールをファウルし、最後はアウトローの変化球を見極めたかに思われたが、球審はストライクをコールし見逃し三振に倒れた。 直後、思わず打席で固まり、苦笑いを浮かべながら右手を振った大谷。ボールはストライクゾーンの枠を外れていた。1試合3安打となれば7月2日のダイヤモンドバックス戦以来、10度目だったが、思わぬ形の三振だ。NHKBSの中継で解説を務めた小早川氏は「ちょっと気の毒でしたけど」と評した。 ベンチに戻ると、笑みを浮かべながら判定を振り返るような仕草を見せていた大谷。チームが大量リードしており、厳しい判定にもうまく切り替えられている様子だった。この日は2安打3盗塁で勝利に貢献。ドジャースは大量得点で快勝し、ナ・リーグ西地区2位のダイヤモンドバックスとの4連戦に3勝1敗と勝ち越した。 大谷は44本塁打-46盗塁となり、次カードはかつての本拠地・エンゼルスタジアムでの古巣戦。前人未到の「50-50」へ期待が高まるゲームとなった。