ソ・ヒョリム（左）とキム・スミ(c)news1

【01月29日 KOREA WAVE】韓国の俳優キム・スミさんが株主を務める食品会社アサガオF＆Bから特定経済犯罪処罰などに関する法律違反（横領）の疑いで告訴された。同社側はキム・スミさんと息子のチョン・ミョンホさんが会社から家の保証金や家賃を無断で支出するなどしたと主張している。 告訴状は今月16日にソウル龍山（ヨンサン）警察署に提出された。 それによると、自宅家賃などの無断支出に加え、同社と独占契約している「キム・スミ」ブランドの商標権を2019～20年にチョンさんが運営する会社に無断で販売し、約5億6500万ウォン（1ウォン=約0.11円）を受領したとしている。 また、チョンさんがアサガオF＆B代表取締役当時、会社資金6億2300万ウォンを横領した疑いがあるとも主張している。横領が疑われる会社資金には「チョン・ミョンホ仮支給金」として無断で処理された約1億198万ウォンも含まれているという。 同社関係者はメディアを通じて「キムさんはチョンさんと俳優ソ・ヒョリムさんが結婚した当時、会社の資金で嫁に高価なプレゼントを買い与えたり、家の保証金や家賃を支払ったりした。それが原因で会社が立ちゆかなくなった」と話した。 チョンさんは2018年にアサガオF＆Bを設立。2021年3月から代表理事を務めたが、昨年11月の理事会で解任され、現在は理事だ。 （c）KOREA WAVE/AFPBB News