ヴァンドーム広場から、ブシュロンの「キャトル」で幸せを重ねて。
パリの石畳が着想源の「クル ド パリ」をはじめ、メゾンを象徴するグラフィカルな4種のデザインで素材や色を変えてバリエ豊富に展開する「キャトル」は、シングルタイプのレイヤードもモダン。ピンキーやサムリングなど、重ね方を変えて楽しみたい。 リング右手親指「キャトル ブラック リング ハーフ」(WG×ブラックPVD)¥337,700、薬指「キャトルラディアント ダイヤモンド リング スモール」(PG×WG×ダイヤモンド)¥1,188,000、小指「キャトル クル ド パリ リング ミディアム」(PT)¥299,200、左手薬指爪先から「キャトル グログラン リング スモール」(WG)¥270,600、「キャトル レッド リング ハーフ」(PG×レッドセラミック)¥298,100、小指「キャトル クル ド パリ リング スモール」(PG)¥173,800(すべて予定価格)/以上ブシュロン(ブシュロン クライアントサービス) フリンジシャツ¥181,500/ファーリング バイ ジャンニ(ガリャルダガランテ 青山店) 白シャツ¥36,300/イレーヴ
ヴァンドームの邸宅で、老舗ジュエラーが紡ぐ時間。
ヴァンドーム広場26番地。オペラ・ガルニエ座から伸びるラ・ペ通りが広場に交わる角に、ブシュロンの本店がある。165年以上にわたる歴史の中で、多くの王侯貴族からセレブリティまで、ブシュロンのスタイルを愛するたくさんの顧客に愛されてきた。そんなメゾンが本店を構えるのは、歴史建造物指定を受けた、かつて邸宅だった18世紀の建物。ラ・ペ通り側の歴史的なエントランスからは、美しい螺旋階段が階上へと誘い、奥にはジャルダン ディヴェール(冬の庭園)と呼ばれるグリーンが顧客を迎える。ヴァンドーム広場を眺めることができるさまざまなコンセプトのサロンが並び贅沢な時間を約束する本店は、歴史あるハイジュエリーメゾンの神髄を体感させる空間だ。 ブシュロンの歴史は、創業者がパレ=ロワイヤルの回廊に宝飾店を開いた1858年に遡る。当時のパリはナポレオン3世時代。オスマン男爵の手で大改造が進む中、フレデリック・ブシュロンは、1875年に完成したオペラ座に近い、最もトレンディなエリアに注目した。1893年にヴァンドーム広場26番地に店を移したブシュロンは、後にハイジュエリーの聖地となったこの広場に本店を構えた最初の宝飾店なのだ。