アジアカップ初戦を苦しみながらも勝利した日本。第2戦の見どころは「激戦区の2列目」(中田浩二)|やべっちスタジアム
【国内サッカー・ニュース】DAZNの『やべっちスタジアム#144』では、AFCアジアカップの初戦となったベトナム戦のレビューと、第2戦のイラク戦をプレビューした。 【日本×ベトナム|ハイライト】日本が逆転で白星発進!南野拓実、中村敬斗、上田綺世がゴール!|AFCアジアカップ
想定されていたものの、アジアカップの初戦は非常に難しい試合を強いられた。さい先よく先制点を奪うことに成功したが、気を付けていたセットプレーから2失点を献上。一時は逆転を許す展開となってしまった。 それでも、南野拓実と中村敬斗にゴールが生まれて前半のうちに逆転に成功。後半には上田綺世がゴールを沈め、試合を決定づける得点で4-2の勝利を収めた。 この一戦を振り返り、中田浩二氏は「日本が慎重に入ったというところと、あとトルシエ監督がしっかりと分析していた」と語り、かつて監督と選手の立場で共闘したことのある敵国の指揮官を称賛。続けて、「ベトナムの選手もサボらずにラインを上げて、コンパクトにしてというところで多少難しさがあったと思う。その中で勝ち切ったことは良かった」と思いを明かした。 次なるイラク戦に向けてプレビューすると、警戒すべき選手に10番のモハナド・アリを挙げ、「ポジショニングがうまく、ヘディングでのゴールも多そうな選手」とし、気を付けなければいけないアタッカーだと話した。 また、「次はこんな代表が見たい」というテーマで日本のスタメンを願望込みで予想。GKには野澤大志ブランドンを据え、最終ラインには毎熊晟矢、板倉滉、町田浩樹、中山雄太を並べた。中盤は遠藤航と佐野海舟のダブルボランチに加え、2列目には堂安律、久保建英、浅野拓磨、最前線には上田綺世を置く布陣となった。中田氏はこのメンバーについて「中4日なのでフレッシュなメンバーがみたい」と主張。「新しく入った選手のコンディションを見たい」と口にし、「代表のプレッシャーがかかる中でどれだけやれるか見てみたい」と思いを明かしている。 見どころについては「激戦区の2列目」と語った中田氏。誰が起用されるかわからない中で、タレント揃いの2列目がどのようなパフォーマンスを見せるか。注目の第2戦は19日20:30にキックオフだ。