BTSのJIN、コールドプレイのクリス・マーティンからギターをプレゼントされた経緯を語る
現地時間2024年11月20日、BTSのJINが、ジミー・ファロンが司会を務める『ザ・トゥナイト・ショー』に待望のソロ初出演を果たし、ソロ・デビュー・アルバム『Happy』を宣伝した。 興味深いインタビューの中で、JINはコールドプレイのクリス・マーティンからギターをプレゼントされたというエピソードを語った。ジミーに、「大のロック・ファンなんですか? お気に入りのロック・アーティストは誰ですか?」と聞かれたJINは韓国語で答え、英語字幕には、「僕はすごく、すごくコールドプレイが大好きで……以前、コールドプレイと一緒に仕事をする機会がありました。数年前、このアルバムの前に、クリス・マーティンが書いた楽曲を僕にくれたんです。一緒に作業をしたんですが、僕にとって光栄なことでした」と表示された。 新作アルバムについて話している際、ジミーが、「彼があなたにギターをプレゼントしたそうですね?」と尋ねると、「はい!」とJINは答え、「クリス・マーティンと一緒にいた時、彼がツアーで使っていたギターがあったので、冗談で“このギターをもらってもいいですか?”と聞いたんです。クリス・マーティンは“もちろん!”って。すごく嬉しかったです。今では家宝です」と説明した。 どうやらその気持ちは双方にとって同じのようで、クリスも2023年の動画でJINへの愛を語り、「本当にあの男が大好きだ」と述べていた。 6月に義務兵役から復帰したばかりのJINはこのインタビューで、BTSのメンバーとの再会についてや、自身の愛称“ワールドワイド・ハンサム”の由来について話したり、バズった自身の曲「Super Tuna」の振り付けをジミーに教えたりした。 この夜のハイライトは、JINによる待望のソロ・デビュー・プロジェクトからの目玉曲「Running Wild」のライブ・パフォーマンスだった。きらめくパステル・グリーンのフリンジ・ジャケットを身にまとった彼は、砂漠のハイウェイを思わせる印象的な背景の前で、道路標識で飾られたステージで新曲を披露した。 『Happy』には、「Running Wild」、「I’ll Be There」、「Another Level」、「Falling」、「Heart on the Window」(Red Velvetのウェンディとのコラボ)、「I Will Come to You」の6曲が収録されている。 JINの単独出演は、BTSがジミーの番組に全員で初出演してから6年後となる。2018年にSUGA、J-HOPE、RM、JIMIN、V、JUNG KOOK、JINで構成される同グループは、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100"で11位を獲得したヒット曲「Idol」と「I’m Fine」を披露し、メンバーはその年のダンス・トレンドとなった『フォートナイト』のダンスにも挑戦した。 2020年にBTSは『ザ・トゥナイト・ショー』で、新型コロナウィルス感染症のパンデミックの最中にA.R.M.Y.の気分を明るくするために、番組内でバーチャル・パフォーマンスで2曲披露するなど、数回出演した。そして2021年に再び番組に登場し、No.1ヒット曲「Butter」と「Permission to Dance」を披露した。その後、JIMINとSUGAが同番組での単独出演を果たしている。 JINは、11月15日にリリースされた『Happy』について、「僕らのファンとどのような感情を共有したいのかについて、非常に明確な考えを持っています。ファンの皆さん、A.R.M.Y.にはハッピーでいてほしいんです」 と話している。 JINがソロ活動を展開している現在、BTSの他のメンバーのほとんどが韓国軍での義務兵役の終盤に差し掛かっている。JINは6月に兵役を最初に終え、その後J-HOPEも終えており、グループとしての活動は来年まで休止中だ。