街路樹枯死で被害届提出 埼玉、器物損壊の疑い
中古車販売大手ビッグモーターの店舗周辺で街路樹が不自然に枯れるなどした問題で、さいたま市は18日、浦和美園店（同市緑区）前のケヤキが除草剤の散布で枯死したとして、埼玉県警に被害届を出したと発表した。県も同日、所沢店（所沢市）前の低木の植栽がなくなったとして被害届を提出。県警はいずれも受理し、器物損壊事件として捜査する方針だ。 市によると、浦和美園店では2021年6月ごろから、市が枯れて倒木の危険性があると判断し伐採した22年6月上旬までの間に散布されたとみられる。市が今月実施した調査では、店舗前の土壌から除草剤成分を検出。ビッグモーター側も既に除草剤の使用を認めている。
