ハー・ホンシャン “アン・ラン” の元恋人「大人だから分かるよな」クズすぎる別れ方に絶句<25時間恋愛>
韓国の次世代グローバルボーイズグループNCTの人気メンバー・ウィンウィンの初主演ドラマ「25時間恋愛」(毎週金曜3話ずつ新エピソード公開)がHuluにて独占配信中。今回、本記事では同ドラマの第6話~第8話を振り返る。 (以下、ネタバレを含みます) 【写真】元恋人との別れ話を明るく話すアン・ラン(ハー・ホンシャン) ■「25時間恋愛」とはどんな物語? 同ドラマは、持ち前の美貌でかつてはモテモテだったものの、仕事に一直線なあまり今ではすっかり恋愛が億劫になってしまった年上女性アン・ラン(ハー・ホンシャン)と、一途に彼女を慕い続け、不器用ながらもひたむきにアプローチする年下男子イエン・ユエ(ウィンウィン)という美男美女が繰り広げる、甘く癒やされる“デザート”ラブストーリー。 ■ランの親友から忠告されるユエ ゲームサミットで偶然再会したランとランの元恋人であるペイ・ジュン。そんな2人を見て、ユエは勇敢にランを連れ去る。互いを意識し合い、恋に落ちるかと思いきや、ランの親友・モンヤオによって、ユエはランに冷たい態度をとってしまうことになる。 とあるきっかけで、モンヤオはユエがランヘ好意を寄せていることに気が付く。親友として、ランに幸せになってほしいという思いから、ユエを食事に誘い、「ランにあなたはふさわしくない」と言い放つ。 わざわざ呼び出してまで言わなくてもと思ったが、モンヤオはランのことを大切に思っているからこそ、今回の行動に出てしまったのだろう。ユエもそう思ったのか、ランの親友からの言葉を真摯(しんし)に受け止めていたように思う。だからこそ、ユエには、「ランには安心感を与えてくれる人が必要」「付きまとうだけの人はダメ」という言葉が突き刺さった。 そして、モンヤオとユエが思い浮かべる“安心感を与えてくれる人”として思い浮かべたのは、ランの元恋人・ジュンだったはず。この忠告がきっかけで、ユエが「ランとジュンが再び付き合ってしまったら…」と考えていたのかと思うと、心がひどく痛んだ。 ■音を共有したユエとラン 冷たい態度をとっていたユエだったが、どうしてもランが気になっていた。そんな中、モンヤオがジュンと電話している場面に出くわす。モンヤオは、ランに内緒で、ジュンとランの食事会をセッティングしているようだった。 その話を聞いたユエは、ランとジュンが会っているレストランに現れる。ジュンに引き留められているランを見つけると、ユエは迷うことなく、ランの手を引いてその場から立ち去った。ジュンの前からユエがランを連れ去るのは今回で2回目となり、姫を守るナイトのようなユエのエスコートに胸がときめいた。 ユエはたどり着いた先で、ランに向けて、最大限の優しさを込める。ずっと悲しそうな表情を浮かべていたランは、静かにユエの話を聞いていた。次第に笑みを浮かべるようになり、ユエもどこかうれしそうな様子。 さらにユエは自分が常にヘッドフォンで聞いている音を、ランに聞かせることに。初めて音を共有した2人には、穏やかで幸せな空気が流れる。その姿を見て、いつまでもユエとランが一緒に居てくれることを願わずにはいられなかった。 ■ランを簡単に捨てた男に怒り爆発 これまで、ユエとランの胸キュンシーンが多く、癒やしだけを感じていた「25時間恋愛」。しかし、第8話でランの過去が明かされると、「25時間恋愛」で初めて怒りを抱くことになった。 ランが、ジュンと別れたことで、恋に臆病になってしまったことはなんとなく分かっていた。しかし、その別れ方が思った以上にひどすぎるのだ。そのクズっぷりに思わず絶句してしまう。 学生時代のランにとって、ジュンは特別な存在だった。ランよりも大人で、経済力もあるジュンに釣り合う女性になるために努力していた。学生時代、ランの世界はジュンが全てだったと言っても過言ではない。 その一方で、ランは、自立もちゃんとしようとしていた。就職の準備に向けてインターンに応募しており、その最終面接にも合格し、喜ぶラン。ジュンは「僕がいるだろ。インターンなんて時間の無駄だ」と告げる。プロポーズのようなその言葉に従い、ランは採用されたインターン先を断ってしまう。 しかし、ジュンは、無責任にもランを簡単に捨てた。空港に駆け付けたランに対し、「僕たちは合わない。別れよう。大人だから分かるよな」と言い残し、新しい彼女とともに海外へと飛び立った。そんなひどい別れ方をしておきながら、簡単にヨリを戻そうとしたり、「昔は子供だったよな」で済まそうとするジュンのクズすぎる態度に衝撃を受ける。 「25時間恋愛」第6話~第8話は、ランとユエの距離が縮まる胸キュン展開に加え、ジュンがどのような形でランやユエと絡んでいくのか、今後の展開が気になるような内容となった。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部