法人税など5500万円を脱税した疑い 広島国税局、岡山・笠岡の医療法人と理事長を告発
法人税など約5500万円を脱税したとして、広島国税局は4日、法人税法違反などの疑いで、岡山県笠岡市の医療法人と、理事長(52)=福山市=を岡山地検に告発したと発表した。告発は3月19日付。 告発容疑は、同法人が2020年9月期から3年間分の確定申告で、運営する歯科診療所の窓口での現金収入の集計表を改ざんして一部を計上しないなどの方法で計約2億1400万円の所得を隠し、法人税と地方法人税の支払いを免れた疑い。 同国税局によると、不正に得た金は株式や外国為替証拠金取引(FX)など個人的な投資に充てていたという。