「AV新法」見直しに向けて…SODクリエイト・代表取締役の野本ダイトリが訴えたいこととは?「女の子たちが働きやすいように…」
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回は、常連客・堀江貴文さんと、ゲストにSODクリエイト・代表取締役の野本ダイトリさん、HANAYA PROJECT株式会社 代表取締役社長・高岡哲也さん、セクシー女優・星乃莉子さんをお迎え。ここでは、2022年6月に施行され、今年6月に法の見直しが迫る「AV新法(AV出演被害防止・救済法)」について伺いました。
◆“AV新法見直し”に向けて
堀江:AV新法ってややこしくないですか? 野本:ややこしいです……。 星乃:う~ん。 野本:今年の6月にAV新法の見直しがおこなわれるんですよ。 堀江:そうなんですか? 野本:そうなんです。そこで、僕が先頭に立って日本全国を回りながら署名活動(※)しようと思っているんです。というのも、もちろんAV新法には賛成しているんですよ。社風としても「被害者を出さない」って掲げてやってきたので。 ※AV新法改正のため、世界最大のオンライン署名サイト「Change.org」でもオンライン署名を受け付けています。 堀江:はい。 野本:でも、(AV新法の正式名称が)“出る人たちは全員被害者”であることが前提の法律名になっていたり、女の子がやる気満々で(撮影に)来ているのに、ベテランの子たちでも契約をしてから撮影まで1ヵ月も空けなきゃいけない、撮影してから4ヵ月が経つまで発売したらいけないって定められているんですけど、それを選択制にしたいなと。 新人の子はそれでもいいかもしれないですけど、普通に生活がかかっている子たちは、この仕事を日常のルーティンとしてきちんとやっているので、そういう女の子たちが働きやすいようにしたい。あとは、業界を見てくれる(監督)官庁がいないというか……。 堀江:警察じゃないんですか? 野本:違うんです、どこにもないんですよね。なので(現在の営業形態を)全部オープンにするので、(監督官庁から)適切なアドバイスをいただきたいし、まともにやっていきたいので、“ちゃんと見てください!”っていうところで声を上げたいなと思っています。 堀江:(監督官庁が)警察じゃないんですね。なのに、法律はできちゃったと? 野本:そうなんですよ、急に決まって……もちろん、この法律ができたのは前向きなところもあるので、とりあえず2年間きっちり守ってきました。(AV新法を)なくしたいわけではないので、“ちょっとおかしいところは直してください”っていうところで一生懸命動いていこうと思います。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」より)