【高校野球】191センチのプロ注目右腕・北星学園大付の石田充冴が地区敗退 「自分の目標は高卒でNPB入ること」
◆第106回全国高校野球選手権南北海道大会札幌地区予選 ▽Cブロック代表決定戦 札幌第一6―4北星学園大付(30日・札幌円山) 北星学園大付のプロ注目右腕・石田充冴(3年)が札幌第一に登板し、5回1/3を3安打3失点。終盤の追い上げも及ばず、地区予選で敗退した。 大会2日前に左足首を捻挫した影響で、ベンチスタートとなった。4回2死二、三塁から3番手でマウンドに上がった石田は、2番打者を三振に仕留めてピンチを脱出。5回から3イニングを無失点に抑えたものの、8回に1点、9回に2点を奪われた。 試合後は大粒の涙を流しながら「先が見えなくてつらい時期もあったけど、きょうのために全員でやってきたので、一生の財産になると思う。自分の目標は高卒でNPB入ること。(ドラフト会議まで)まだ期間があるので、それまでにもう一回、高校生のうちに夢を追いかけたい」とプロ志望届提出を明言した。
報知新聞社