暖かさ一転「寒い…」 寒暖の差でおいしくなるフルーツも【長野】
きのう15日の暖かさから一転、16日の県内は日中気温が上がらず、北風も吹いて寒くなりました。 強い風が吹き、ビニールハウスが飛ばされました。 ビニールハウスは、骨組みがあらわになっています。上田市では、2月の観測史上最も強い、最大瞬間風速18.4mを観測。ビニールハウスがおよそ80m飛ばされて近くの市道をふさぎ、一時通行止めになりました。 ■上室夏鈴アナウンサー 「日差しがあるものの冷たい風が吹いています。参拝客は厚手のコートを着て防寒対策をしています」 15日までの春の陽気から一転、午後1時の気温は長野市で15日より10℃低い2.7℃。松本は3.2℃で、15日より10.1℃低くなりました。観光客には、予想外の寒さだったようです。 ■大阪から 「長野めっちゃ寒い寒いです。これから温泉はいりに行きます。温泉は必須です」 ■宮城から 「風が違う。こっちの方が冷たいよね、痛い、耳とか顔が痛い」 ■木島平村から 「風が強くて荷物が飛んでいきそうで心配」 ■飯山市から 「寒い日は手袋をするが、きょうなかったので手が冷たい」 ■軽井沢町から 「とれました、おいしそうな。おいしい」 こちらは、小諸市のいちご園。ハウス内の温度はなんと26℃!紅ほっぺなど真っ赤に染まったイチゴがたわわに実っています。 ■愛知から 「外は寒かったね。今、アウター着てますけど?暑くなってきた」 ■軽井沢町から 「ここのところ、暖かかったり寒かったりで体調を崩してしまう。(イチゴを食べて)ビタミンCをいっぱいとって健康になろうかな」 15日までのように気温が高い方が、高騰する暖房費が抑えられます。一方、気温が15℃を超えるとハウス内の温度を管理するのが難しいそうです。寒暖差がおいしいイチゴを育てるため、温度管理は欠かせません。 ■こもろ布引いちご園・倉本浩行社長 「昼間良く晴れるとハウス内が26℃、夜は冷え込むので寒暖差と太陽の暖かさでおいしいイチゴができる」 イチゴの生育状況によりますが、5月末まで営業しているということです。