ズベレフ 450勝達成し全米オープン8強、最終戦への出場権も獲得<男子テニス>
全米オープン
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間2日(現地1日)に男子シングルス4回戦が行われ、第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク50位のB・ナカシマ(アメリカ)を3-6, 6-1, 6-2, 6-2の逆転で破り、2年連続4度目のベスト8進出を果たした。また、今回の勝利でズベレフは11月10日から17日にかけて行われる最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)への出場権も手にした。 【シナー、ズベレフら 全米OP組合せ】 世界ランク4位のズベレフは2020年の同大会で準優勝。昨年はベスト8入りを果たしている。今大会はM・マーテラー(ドイツ)やA・ミュレール(フランス)、T・M・エチェベリー(アルゼンチン)を下し4回戦へと駒を進めた。 4回戦、第1セットでズベレフは5度のブレークチャンスを手にするもブレークを奪うことができず。逆にサービスゲームでは1度のピンチをナカシマにものにされ、追いかける展開となる。それでも第2セット以降は11本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに91パーセントの高い確率でポイントを獲得。ナカシマに1度もブレークポイントを与えることなく、2時間36分で逆転勝ちをおさめた。 また、ズベレフはこの勝利でマッチ450勝を達成するとともに、シーズン最終戦のNitto ATPファイナルズへの出場権獲得を決めた。今季の同大会への出場権獲得はJ・シナー(イタリア)に続き2人目となる。 ズベレフは試合後「試合の最初のほうは、すごく守備的だったんだけど、ブランドン(ナカシマ)がそれをうまく使って、素晴らしいセットをプレーしていた。もっとステップアップして、立ち上がりのボールを取らなければいけないと思っていた」とコメント。 準々決勝では第12シードのT・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは4回戦で第8シードのC・ルード(ノルウェー)を下しての勝ち上がり。 同日には第9シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)らがベスト8進出を決めている。 ※スコア表記に誤りがありました。訂正しお詫びいたします。(2024/9/2 12:30)