「ぴよりんあん巻き」でウズラ卵を応援!学生たちも新レシピ考案で需要回復向け動く
名古屋のぴよりん×豊橋のあん巻きでウズラを応援
ウズラの卵を救おうと地元老舗和菓子店も立ち上がりました。 「お亀堂」は人気のあん巻きで、地元発祥のお菓子とコラボした「ブラックサンダーあん巻き」を販売しています。そして、10月から販売を始めたのが名古屋名物「ぴよりん」とコラボした「ぴよりんあん巻き」。実は中に詰まっているカスタードのあんに秘密があります。 お亀堂 森愼一郎会長 「あん巻きにウズラの卵を使ったカスタードあんを挟んでいる」 これまでにも規格外の果物を使用するなど商品開発で農家を応援してきた「お亀堂」。 森会長 「ぴよりんは名古屋コーチンを使っていますので、豊橋は『やはりウズラだろう』と。誤嚥事故があってから、なかなかあの需要が伸びないって話も聞いていますので、ぜひともウズラの卵を入れた”ぴよりんあん巻き”を作ろうということで開発がスタートしました」 ウズラの卵黄は通常の卵と比べて味が濃厚…!? 白あんと混ぜる割合を試行錯誤しながら、食べやすさを追求しました。 10月11日の販売開始からすでに1万5000個以上を売り上げ、ほぼ1カ月で約1万個のウズラの卵を使用しました。 森会長 「地元豊橋で商売をしているので農家さんや養鶉組合と一緒にできるものがあればということで企画している。”ぴよりんあん巻き”をなんとか軌道に乗せていけたらなと思っております」 町を挙げての支援の輪にウズラ農家は。 豊橋養鶉農業協同組合 幡野真也さん 「一個人・企業で動いても難しいところがあるので地域一丸で応援してもらうことは感謝しているしありがたい」