ヤクルトD4位・鈴木叶、プロ初安打&初打点に父・剛さん「本人も、私たちも忘れられない日になりました」
(日本生命セ・パ交流戦、ソフトバンク3-9ヤクルト、2回戦、1勝1敗、12日、みずほペイペイ)ヤクルトのドラフト4位・鈴木叶捕手(18)=常葉菊川高=が「8番・捕手」でプロ初先発。1ー1の三回2死満塁で決勝の左前2点打を放った。鈴木の父・剛(たけし)さん、母・多美子さんは、静岡県掛川市の自宅でテレビ観戦し、お互いに目を見張って喜びあった。プロ初安打&初打点に剛さんは「まさかあの場面で打てるとは、でした。予想していなかったというか、本当に感動しました」と驚いた様子だった。 【写真】つば九郎とポーズをとるヤクルト・鈴木叶 プロ入り後もよく静岡から息子の応援に駆けつけており、9日のイースタン・リーグ、西武戦(上尾)も観戦。初めてのヒーローインタビューでの初々しい鈴木の姿に「プレーは落ち着いているかもですが、あれが本来の姿ですよ」と微笑しながら「本人も、私たちも忘れられない日になりました。この初心を忘れずにこれからも頑張ってほしい」とエールを送った。